やってはいけない間違った危険なダイエットの一つ目は、
「短期間で急激な減量を行なう」ダイエットです。
人間の体は急激な変化にはついて行けません。
無理な減食は生理の停止や自律神経の失調などの健康障害を招いたり、
拒食症、過食症の原因になったり、猛然と起こる食欲に負けて、結局ダイエットは失敗します。
すると、体重は元に戻りますが、減食によって体重が減る時は体脂肪と同時に筋肉も減ってしまうのに対し、
体重が元に戻るときは脂肪だけが増えますので、体重は以前と同じでも体脂肪率は以前より増えてしまい、
これを繰り返しているうちに、脂肪だらけの体になってしまいます。
また、猛然と起こる食欲を、我慢して、極端に抑え込む状態を長く続けると、
今度は脳にある摂食中枢が狂いはじめ、健全な摂食行動が取れなくなります。
その結果、必要な食事さえも取れなくなり、どんどん痩せて行き、
最後には栄養失調に陥って、多臓器不全で死に至ります。
やってはいけない 間違った危険なダイエットの二つ目は、「減食だけ」のダイエットです。
減食して摂取エネルギーを減らすと、人間の体は、不足するエネルギーを補うために、
体に蓄えられた脂肪を燃焼してエネルギーを確保します。
しかし、それと同時に、摂取エネルギー不足に対応するために、
「基礎代謝」を減らしてバランスを取ろうとします。
(基礎代謝とは、呼吸や心臓の拍動、脳や胃腸の活動、体温の維持など、
人間の生命維持のために消費されるエネルギーで、消費エネルギー全体の約70%を占め、
寝ている間にも消費されます。
一般的には、成人で1日1,200~1,400kcalといわれています。)
すると、せっかく食事を減らしても、人体の消費エネルギーも減少していますので、
体脂肪はもうそれ以上減りません。
しかし、幸いなことに、運動を行うと、この基礎代謝の減少を食い止めることができます。
ですから、ダイエットを行なう場合には必ず運動を行うことが必要になるのです。
やってはいけない 間違った危険なダイエットの三つ目は、
「楽して痩せよう」と思って、いわゆる「ダイエット食品」や「ダイエット薬品」に頼ることです。
そもそも、何かを飲んだり食べたりするだけで痩せるということはありません。
もしあるとすれば、体に負担をかけているはずだと専門家の方々は口をそろえます。
もともと太った原因は、「食事の取りすぎ」と「運動不足」という生活習慣にあるのですから、
その生活習慣を改善する努力をしなければなりません。
生活習慣を改善せずに、何かに頼って解決しようとしても、それは不可能な話しです。
さらに、「飲むだけで楽に痩せられる」とか、
「食べるだけで痩せられる」とうたうような「ダイエット食品」や「ダイエット薬品」には、
危険な医薬成分が含まれているケースが多いので、十分注意が必要です。
これらの医薬成分は、人為的に食欲をなくさせて食べる量を減らしたり、
激しい下痢を起こさせて体力を消耗させたり、無理やり甲状腺機能を亢進させて代謝を上げ、
寝ていようが起きていようが1日中運動をしているような状態を作り出してエネルギーを消費させたり、
人為的に栄養失調の状態を作り出したり、などによって痩せさせるものです。
この方法では、人体に備わった自然の摂理(メカニズム)に反する極めて不自然で異常な状態を作り出しますので、
体重は減っても、それ以上に重大な健康障害を招いたり、場合によっては死に至る危険を伴ないます。
いわゆる「ダイエット健康食品」や「ダイエット茶」、「痩せ薬」などが原因で、
健康被害に会われた人の例は、枚挙にいとまがありません。
気をつけましょう。
具体的な健康被害例についてお知りになりたい方は、
厚生労働省のホームページの、「健康被害情報・無承認無許可医薬品情報」や、
同じく厚生労働省のホームページの「ホスピタルダイエット」と称される無承認無許可医薬品による、
健康被害事例などを参考になさって下さい。
また、独立行政法人「国立健康・栄養研究所」が「健康食品の安全性・有効性情報」というサイトを開いていますので、
そちらも参考になるかも知れません。
やってはいけない 間違った危険なダイエットの四つ目は、特定の食品だけを摂るように勧める単品ダイエットや、
反対に、特定の食品を食べてはいけないとするダイエットです。
これらは、当然の結果として、栄養バランスを崩し、体に必要な栄養素の一部について、不足を招きますので、
やってはいけない事は言うまでもありません。
いずれにしても、人体に備わった自然の摂理(メカニズム)に反する方法は、危険ですから、避けましょう。
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出典:安心サロン過去のブログ
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