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なぜ落ちこぼれるのか?増えている自学自習できない子どもたち!

過度の期待をもたれる学校

子どもたちが落ちこぼれていく理由の一つとして、よく学校の教育力の低下をあげる方がいます。
しかし、私自身は学校の教育力については、あまり変わっていないと考えています。


その理由として、三つあげることができます。

第一に、一クラス当たりの人数が減ってきていることがあげられます。
むかしは50人いたのが、いまは40人を切っているのです。
むかしより先生の目が届くことになりますから、教育環境はよくなっていると言えます。

また第二に、先生一人当たりの生徒数も、小学校・中学校とも30年まえに比べて少なくなっています。
また、環境や教育設備もよくなっています。

そして第三に、学校の先生の質に関しては、マニュアル化されている若い人が多いといわれていますが、全体から見るとがんばっている先生もいらっしゃいますので、むかしと大きな変化はないと思います。

それなのになぜ学校教育の質が落ちてきたように思えるかというと、期待が大きすぎるのではないでしょうか。
家庭や地域の教育力が低下していれば、子どものしつけや非行の問題に関しても、すべて学校で対処してもらえないかという気持ちが強くなります。

しかし、いまの学校制度では、すべてに対処するのは無理なのです。
というのは、学校の制度というのは、第二次大戦が終了して三年後ぐらいに日本の教育制度が変わったあと、40年近く基本的に変わっていないからです。

ですから、しつけの面や地域の教育力低下、家庭の教育力を補填するような機能になっていないのです。
そのような、教育制度自体が世の中の動きからちょっとずれているという意味でもあります。
高校の教科を選択制にするとか、総合学科をつくるとか、いろいろな試みがありますが、いまちょうどゆれている時期だと言えるでしょう。

ゆれているというのは、地域の教育力を補填することができない、補填するには学校以外で開拓しなければならないときだということです。
また、繰り返し述べてきたように、教育の土台である家族の形が変わってきているのに、上にのっている学校の教育制度が変わっていないので、どうしてもずれが生じてしまい、学校はだめだという批判になってくるのだと思います。

いろいろ調べてみても、30年まえと比べて学校自体が悪くなっているという部分はほとんどありません。
あまりにも学校だけに期待しすぎているのです。
勉強は教えなくてはならない、子どもたちにわかるような言葉で、しつけも含めて教えなくてはならない、だから、たいへんなことなのです。


進学塾では、たとえば平行四辺形の面積の出し方などは、底辺×高さの公式さえ教えればいいわけです。
ところが学校の先生は、なぜ底辺×高さになるのか、それを長方形の形とかいろいろな形にして教えます。
円の面積の出し方にしても、30分、1時間かけて公式を教えるわけです。

どうしてそうなるのかということもやらなければなりません。
また、学校の先生は、しつけまですることを期待されています。
しかし、このことは、中学校の管理教育につながってしまいます。
(管理が厳しい学校ほど非行に走り、自由な服装で、自由な規則のところのほうが非行が少ないというデータがあるくらいですから、私は、管理教育はやるべきではないと考えています)


しかし、どうして学校がやらざるをえないのかというと、地域や家庭がそれを望んでいる部分があるからなのです。
思春期になっていろいろな問題が起きたら、家では対処することができなくて、
「先生、なんとかしてください、非行の問題なんて、うちでは対処できません」
「登校拒否なんて家では……」、「落ちこぼれになったら……」
と、どんどん学校に要求することが多くなるわけです。


そう考えると、学校の先生はほんとうにいろいろな面でストレスがたまっているのではないでしょうか。
ヨーロッパの小中学校の先生のように、勉強を教えるだけが仕事ではないのですから。
がんばっている現場の先生を見ていると、けっして質が落ちているということはないと思います。

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