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いまの競争入試の制度があるかぎり、受験生やその親としては、自分の成績の位置が気になるのは当然です。
300人が定員という中学校を受験する場合、80点以上の子が自分以外に300人いれば、80点取っても合格できません。
つまり、受験においては絶対評価は信用できないということです。

しかし、小学校の評価は絶対評価なので、母親の多くが小学校の評価を信用しなくなっているようです。
偏差値がなくならないのは、このよう競争入試のため、ほかの子どもに比べて自分の子の位置がわからないと合格できないということが理由の一つにあげられます。

もう一つは、子育てが競争になりつつあることです。
いまと比べると、20年から30年まえには、中学受験に熱心なお母さん方は少数でした。

ここまで競争意識が蔓延してきたというのは、高校受験の入試が激化したからだとは考えられません。

というのは、高校受験に関しては、受け皿が30年まえに比べて統計的にすごくふえているからです。
また、進学率も96パーセント前後になりましたが、進学を希望している子はせいぜい97~98パーセントいればいいというのが私の考えです。

そうすると、98割る96で単純に全国を平均した場合の競争率が出てくるわけで、1.02倍前後です。
つまり、競争率は激しいとは言えません。
30年まえの高校受験のときは、進学率はいまより低かったわけですが、絶対的な人数が多かったので、高校に行きたくても行けなかった子が10万人以上いました。

そのような時代が何年か続いたことと比べたら、いまは、高校受験に関してはひじょうに恵まれていると思います。
単純計算しても1.02倍なので、国の政策によって入学者の頭が押えられているという人もいますが、私は当てはまらないと思います。
都立高校の場合、客観的な状況から見ても、競争率は下がっているので、競争は激化していないと言えるはずです。

ところが、なぜだか受験競争は年々激化しているように見えるのです。
それは、さきほど述べましたが、子育てが競争になってきていることと、わが子を隣の子よりも一ランクでも上の高校に行かせたいという意識がひじょうに強くなっているからと思われます。


つまり、競争率は下がっていますが、競争意識はそれぞれの家庭で高まってきているということになります。
その理由としてはいろいろ考えられますが、一つは、男女に関係なく、管理社会が発達するにつれて、人々が孤独になってきていることがあげられます。

たとえば、昔は子育ては共同でやったものでした。
「うちの子、よその子」というのではなく、村全体で、または隣近所の町内会や子ども会で子育てをする、という意識がありました。
それが、管理社会が発達し、分業化が進むにつれて、子育てまでが各家庭でばらばらになってしまったのです。


子育てが各家庭ごとにばらばらになった、つまり核家族という単位で子育てをすることになった結果、子育てが競争になってきたのではないでしょうか。
塾に行くにしても、大手の進学塾に通うことが一種のステータスだと考えたり、中学受験をさせることで、あそこの子はすごいと思わせるなどといったこともそうです。

つまり、子育てが競争になってきたために、実質的には激しくないにもかかわらず、意識のうえで、受験戦争が高まっていると考えられてしまうのです。
この高校受験に関する状況は、中学受験の場合とはだいぶ違います。

中学受験の場合は、意識も高まっていますし、実質倍率が高くなっています。
20~30年まえに比べて、かなり倍率が高くなり、受験者数もふえているという事実からみても、中学受験が激化しているというのは明らかです。


ですから、中学受験と高校受験とは分けて考えなければなりません。
また大学受験に関しても、第二次ベビーブームの受験生はそろそろ終わりになりますから、これからは高校受験と同じで、受け皿はだんだん広くなってくると思います。

ただし、競争意識というのはなくてはなりませんので、銘柄大学に行きたいという意識は、より強くなることでしょう。
高校受験においてもその傾向は強まっています。
首都圏の場合、ある程度の都立高校、公立高校に行けるのに、もっとランクが上の私立に行きたいという受験生がふえているようです。

ですから、偏差値65以上の私立高校に関しては、むかしに比べて競争は激化していると言えるでしょう。
名まえを出せば、早稲田系統や慶応系統の付属です。
さらに、中大、成城、学習院、青山学院などの大学付属校が軒並み20年、30年まえに比べて難しくなっています。

これらを考えると、一部で激化しているということは確かです。
マスコミは、こうした点だけに注目しがちですが、このことだけで、高校受験は30年まえに比べてたいへんなのだというように解釈されては困ります。


教育関係の方でも、年年受験競争は激化しているという説をとっている人がけっこういらっしゃるようですが、一般のお父さんお母さん方も、自分たち団塊の世代が受験したときのたいへんさを忘れてしまっているのです。

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