✨️わらこ精霊 夏だより【星灯めぐる(江別)】
《6日目》2025年7月4日(金)
風と記憶の静かな午後──江別の図書館で、ひとりの精霊は言葉と向き合っていた

窓の外、7月の陽射しが大きな雲に遮られ、
やわらかな木漏れ日が差し込む。
江別市情報図書館の2階、めぐるはお気に入りの万年筆を手に
静かなページの海にひとり身をゆだねていた。
> 「今日は…何を書こうかな」

青いインクが、白いノートの上で小さな波紋を描く。
静寂の中、聞こえるのは時折めくられる本のページの音と、遠くの子どもたちの笑い声。
ふと視線を上げると、図書館の掲示板に鮮やかなポスターが目に入った。

🏛️ としょかんまつり 2025
> 開催期間:7月19日(土)〜8月2日(土)
会場:江別市情報図書館 本館2階 デモ展示室ほか
🌌 夜の図書館散策「ナイトライブラリー」
開催日:7月25日(金)18:30〜21:00
懐中電灯を持って、本棚の迷路を探検
星座盤づくり、絵本の読み聞かせなど親子向けイベント
📖 展示「夏は夜」では、星座や灯りにまつわる本が並ぶ。
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めぐるは、しばらくポスターを見つめていた。
「夜の図書館…灯りがきっと、きれいなんだろうな」
そんな言葉が小さく口をついて出る。
彼女は再びノートに視線を落とし、万年筆を走らせた。
> “夜の図書館 灯りの下で
言葉たちが 未来を照らす”

図書館を出る頃、空にはまだ夏の日差しが残っていた。
大麻(おおあさ)駅へ続く遊歩道を歩きながら、
めぐるは風に揺れる木の葉と、遠くで聞こえる風鈴の音に耳を澄ませる。
「今日書いた詩、誰かに届くといいな」
胸の奥で、青いインクの光が静かに広がっていく。
> 「ナイトライブラリー…みんなで行ったら楽しそうだし…
一人なら一人で、もっと深く書けそうな気もする」

次の約束を胸に、彼女はそっと立ち止まり、
夏の風に髪をなびかせながら、小さな笑みを浮かべた。
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🌙 次回:7日目/音無みなと(稚内)
枝幸かにまつりで最北のにぎわい🦀🦀🦀
無言のままでも、想いは伝わる。北の静けさ。
