皆様こんにちは。
最近は寒くて朝が起きられなくなってきました。
布団から出るのが億劫な寒さですよね。
かといいつつ、遅くまで眠っていると夜に眠れなくなって生活活動時間が昼夜逆転してしまいます。毎日の概日リズムのためにも規則正しい睡眠時間が大事だと痛感する今日この頃です。
そこで、今日は寝ることと背骨についてお話できればと思います。
皆様は背骨が骨が積み重なって出来たダルマ落としのような構造をしていることを知っていますか?
このダルマ落とし、特徴的なのが骨と骨の間に軟骨のクッションがあることなのです。
このクッションは人が歩くときに地面からの衝撃を背骨のレベルで吸収し頭の中にある脳みそを衝撃から守ることや、骨と骨の間にあることで関節のような役割をし、可動範囲を確保するなどたくさんのことをしているのです。
ご存知の方、多いかと思いますがこのクッションの名前は「椎間板」です。
この椎間板の機能が最大限に活かされるためには、椎間板の水分量が保たれていなければなりません。
しかし、立位になると体の重みによって椎間板の水分が抜けてしまいます。このままの状態が続くと、椎間板の水分量が少くなり脆弱な状態になってしまいます。
そこで、大事なのが体を横にすること。体を横にするだけで体の重みから開放されて椎間板の中に水分が戻っていきます。
その証拠としては、寝起きの朝は椎間板に水分が吸収されているため、身長を測ると前日の夜よりも高くなっていることです。
しっくり来ない方は、ぜひ朝と夜で身長を比べてみてください。