寝正月の筋肉量低下を少しでも抑制したい!! | トリニティカイロプラクティック新横浜のブログ
皆様こんにちは。

お正月はいかがお過ごしでしたか。

私は1日ズーッとひたすら時間を贅沢に使える日がありまして、だらだらと過ごす1日ができました。ズーッと動かなかったので筋肉が衰えてしまった感じがします。

そこで、体を動かさないと筋肉は衰えてしまうのですが、それを少しでも防ぐことを示唆する研究結果がありますので、今日はそのお話をしたいと思います。

この研究では、手首を動かせない状態をつくるために、あえて手首にギブスをします。
そうです。骨折をしたときに安静にするためのアレです。

骨折をしたことのある人は、治ったときにギブスを取って、自分の体が細くなっているのにビックリした経験があるかもしれませんが、その後に筋力が弱っているのにもビックリしたかと思います。
これは、長期間にわたって筋肉を動かしていなかったので結果として衰えてしまったのです。

この衰えの状態を骨折していないのにわざわざ研究のために手首を固定して、普通の人との筋肉の衰えの違いを計測した人がいるのです。

で、ここがこの研究のミソなのですが、手首を固定した人達の半数に手首を動かすイメージをしてもらったようです。

この状態を続けて4週間。

手首を固定しなかった人に対し、手首を固定した人たちは筋肉が衰えていたのですが、手首を固定した状態でも動かすイメージをした人たちは筋肉の衰えが小さかったようです。
それだけではなく、手首を動かすイメージをした人たちは、その後のトレーニングで元の筋力に戻るのも早かったそうです。

以上の研究から言えることは、正月を寝て過ごしたとしても、寝ながら体を動かすイメージをしっかりしていれば、筋力はある程度保てるということ・・・。(手首のみの研究なのでちょっと拡大解釈ですが・・・・)

来年の正月は寝ながら、箱根駅伝を見て自分も走っているイメージをして過ごそうかなと思いました(笑)

寝正月をすると筋骨格系には良くない結果を及ぼすので、できるだけ寝正月は短くし、もし寝正月をしても体を動かすイメージは忘れないようにして、皆様が正月モードから仕事モードに早く戻れることを願います。