インフルエンザが流行ってきましたね。 | トリニティカイロプラクティック新横浜のブログ
皆様こんにちは。

突然ですが、インフルエンザウイルスに感染しやすい湿度はどれでしょう?

?50パーセント以下
?50パーセント~90パーセント
?ほぼ100パーセント

ほとんどの人は?を選んだと思います。正解です。

ただ、驚くかもしれませんが・・・、実は?も正解です。

?の根拠として、沖縄では夏にインフルエンザに罹るというのは有名な話です。
高温多湿の地方では、雨季にインフルエンザウイルスに感染するリスクが高くなることも知られています。

「湿度が高いとインフルエンザウイルスが湿気によって空気中に飛散しづらい」
「湿度が50パーセントを越えるとインフルエンザウイルスの90パーセントが死滅する」
こんな噂を聞いた方は、沖縄でインフルエンザに感染した人がいることに疑問があったと思いますが、・・・

では、なぜこのような現象が起こるのでしょうか?

1つの考え方としては、粘膜が関係しています。

少し踏み込んでお話しすると、粘膜にはインフルエンザを死滅させる成分が含まれる粘液が分泌されています。外気が乾燥していると、粘液が蒸発してなくなってしまうので粘液の効果が小さくなりインフルエンザに感染しやすくなります。
逆に湿度が高すぎる場合は、粘液が蒸発しないので、殺菌成分の濃度が低くなってしまい粘液の効果が小さくなりインフルエンザに感染しやすくなります。

いずれにしても粘膜を良い状態(感染しづらい状態)に保つこと。
これが生活の中で私たちが出来る重要な方法で、風邪の予防にも繋がります。

皆様が風邪を引かずにお過ごしできることを願います。