7月のwithの浴衣体験から一週間も経たずに、ハイクオリティにお世話になりました。

 

実は、こちらに伺う日程を、withさんの浴衣変身よりも先に考えていました。というのも、この日は家族が泊まりがけで外出していて誰も在宅していないため、今まで経験できなかった「A面で帰宅」を確実にできる貴重なチャンス。だからこの日程でぜひやってみたかったのです。これまで、サロン訪問の日程に合わせてサロン近隣のホテルを予約して、変身させていただいた姿のままホテルの客室に戻る、というのは何回かやりましたが、自宅へ戻るのは未体験。移動時間もかなり長めになります。しかも地元ですから、知り合いに遭遇する確率も高くなるわけで、これはこれで緊張します。

 

A面帰宅を考えるため、気温が高すぎない、なるべく遅い時間帯に予約を入れます。それでも気になってしまい、当日の気温変化を天気予報サイトで毎日確認していました。どうやら28℃前後くらいで、湿度は高め。あまり良い条件ではないですが、ほとんどの時間は電車に乗っているわけですし、サロンから最寄駅までと自宅最寄駅からの帰り道の外歩き、あとホームでの電車待ちさえ耐えられれば、なんとか・・・というところでしょうか。

 

しかしそうこうしている間に、しばらく前に発症した腕の湿疹が悪化していきます。ひどいときは体液がじわじわと染み出し(なぜか、かさぶたのように固まってくれない)、このままではせっかく変身した時に服を汚してしまいます。しばらく悩んだ末、泣く泣く予約をキャンセルすることにしました。

 

とはいえ、お優しそうなコゼット先生の施術をせっかく予約したのに、初回がキャンセルというのは気が引けます。予定していた日の三日程前にアプリで予約状況を確認したところ、わたしがキャンセルした枠が幸いにもそのまま残っていました。やはり施術を受けたいので、それならばと再予約を入れます。そのころには湿疹もだいぶ快方に向かっており、なんとかなりそうな気がしていました。それでも念には念を入れて、サロンで変身を解除するかA面で帰宅するか、どちらにも対応できるように持ち物を準備します。

 

当日まで、湿疹の治療にも精を出しました。処方された薬を朝晩欠かさずせっせと塗って、ガーゼと包帯で保護。施術当日までお酒も飲まないようにしました。

 

そして当日、サロンを訪問します。出迎えてくれたコゼット先生は、お写真で拝見していたとおりの優しい方でした。接客もとても丁寧かつ謙虚で、却ってこちらが恐縮してしまうほど。今日の変身のテイストを相談させていただきながら衣装を選びました。いろいろお話をしているうちに、やはりせっかく施術していただくのだからA面で帰宅しよう、と覚悟を決めます。(←大げさ)

 

わたしの好みでもある、OLの休日を意識したコーディネートということで、小花柄のロングワンピースとレースカーディガンを合わせることにしました。なんだかいつも同じようなコーデを選んでしまっているような気もしますが、気に入っているのでしかたがありません。ウィッグも選ばせてもらいました。ダークブラウンの、ゆるくカールしたロングタイプ。これも、いつも結果的にたどりついているヘアスタイルのような気がします爆  笑

 

メイクをしていただきながらどんなお話をしたのかはあまりよく覚えていませんが(何気にコゼット先生との初顔合わせということで緊張していたのかも・・・?)、なにかとても癒された気持ちになっていたのは、コゼット先生のほんわかした雰囲気のおかげかもしれません。

 

そうこうするうちにメイクが完了して、ウィッグも装着していただき、いよいよ鏡とご対面、じゃなかった、A面のわたしとご対面となります。まず印象的だったのが、目尻がくりっと跳ね上がったようなアイライン。これは「猫目メイク」とでもいうのでしょうか? このようなアイメイクはたぶん初体験だと思います。韓国アイドルのイメージで創っていただいたようですが、恥ずかしながらわたしはそのへんにあんまり詳しくなくて、ネコっぽいな、という稚拙な感想しか持てませんでしたけど、可愛い感じにしていただけたのは確かです。あと、こんな言い方もおこがましいけど、コゼット先生ご自身のイメージに寄せてくれたのかな?とも思いました。

 

撮影タイムに入ります。どんなポーズがしたい?・・・と優しいコゼット先生はわたしに主導権をくださるのですが、むしろわたし自身はいつもノープランで、先生方に言われるがままにポージングしているので、戸惑ってしまいました。結局いくつかポーズを提案していただき、そのとおりにして、写真を撮っていただきました。最後に動画もちょっとだけ撮影。

 

  

 

そんな時間を過ごしている間に、やはり変身させていただいたこの姿で帰宅しようという意思も固まったので、そのための準備を始めます。足を痛めないよう、柔らかい材質でヒールの低いパンプスを履いて、汗でメイクが崩れないようマスクはせず、ウィッグをごまかすために薄手の帽子を被りました。

 

サロンの入居するマンションから踏み出すのも、もう回数をだいぶ重ねましたので、怖くて建物から道へ出て行けないなんていう不安感も無くなりました。最寄りの地下鉄駅までの道のりも堂々と歩きます。通行人とすれ違ってもキョドったりすることもしません(本当は内心ビクビクなんですがあせる)。気にしすぎると却って怪しまれますから、済ました顔でいるに限ります。

 

着ているロングワンピースは柔らかい生地だったので、地下鉄のホームに入っていく時、風でスカートが巻き上がりそうになってびっくり。気分はマリリン・モンロー(←って違う)。またエスカレータなどでは、裾を挟まれないように気を付けて行動すると、自然に女性っぽい身のこなしになっている自分に気づいて嬉しくなりました。そして、電車を2回乗り換えて、待ち時間も含めて一時間ほどの移動となりました。これだけ長時間、A面を人目に晒したのは初めての経験です。

 

そうこうして自宅に帰りつき、マンションのエレベータに乗ろうとしたところ、年配の女性が一人、先に待っていました。本当は自分だけで乗りたかったのですが、ここで引き返したりしたら逆に怪しいので、勇気を振り絞って(←大げさ笑い泣き)ご一緒することに。そうしたら、女性の方から挨拶してくれました。しかも乗り込んだ後に「今日は暑いですね」と一言。女声を発するスキルはないので、会釈とささやき声だけで凌ぎましたが、思えばA面の姿でサロンスタッフさん以外の人と会話をしたのって、これが初めてかもしれません。(この程度で「会話」と言えるかどうか、というのもありますが)

そして、そういえばB面の時なんて、会話はもちろん挨拶すらほとんどされないなあ。今のわたしが女性の姿になっているから、あまり警戒せずに声を掛けられたのかな、などと思ったりもしました。これも「女性としてパスしていた」という評価の一つだったと言えるのかもしれません。

 

コゼット先生、この日は大変お世話になりました。また癒されに行きますので、その時はよろしくお願いします!