若さを失う怖れは
その前提が老いを加速します。
「歳をとりたくない!」という声は
今を生きていないから湧いてくる
身体からの声です。
過去に生きながら
未来を渇望していると
物理的な努力は虚しい結果に終わります。
気持ちを高めてボディメイクに励んだり
高額を投資してエステで磨いたり
それらは表面的な美に過ぎず、
若さを失う怖れの根本を解消しない限り
過度に着飾る自分になってしまうのです。
その怖れを解消するためには
自分が本当に望んでいるものを知ることです。
わたしたちは、
望まないものは明確に自覚していますが
本当に望んでいることは曖昧になりがちです。
それは情報過多であったり
比較や競争意識があるために、
自分の体と心で判断し
選択する力が衰えているから。
他人の美を生きているからこそ
「歳をとりたくない!」と思ってしまうんです。
自分の美を生きていると
望みは叶って当然のステージに立ち、
歳をとることは自分と人生に深みが増し
日々が満たされているものです。
Hatsumi/Bodymaster