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根性論はもう古いのに、いまだに鍛えることで得られる達成感の中毒になっている人がいます。
それが楽しくて、その達成感が一瞬のものだと理解しているなら問題ないですが、達成感のあとにくる虚しさは自分を傷つける行為でしかありません。
やりたくないけど鍛えた方が「やってる感」はあるし、自分も変化したように錯覚するので、なかなかやめられないものです。
過去に、体を過剰に鍛えて心がスカスカになっている人たちが私のもとにやって来ては、鍛えることよりも「整える」ことの大切さを実感されています。
自分の土台が整っていない状態で何かを目指しても、その努力はただきついだけで報われない場合がほとんどです。
自分を美しくするために多くの女性は自分の体と心を痛めつけています。
本人は自覚ないかもしれませんが、他人の基準で努力しても望むものは手に入らない。
時間はかかってもコツコツと自分の体と心を整えていくと、それだけで理想の自分は実現し、より最上を目指すとしても少しの努力で最大の効果を得ることができる。
鍛えすぎると鈍感になるので、選択や判断の基準が他人軸になり、全然豊かになれない。
日頃から整える意識がある人は自分の軸で人生を再構築しています。
Hatsumi Yamamoto/Bodymaster