経済的自立を確立するための必要な情報は溢れていますが、思うようにいかない人がほとんどで、自立を目指したことをきっかけに前よりも苦しくなっている人も少なくはありません。

 

 

人生半ばに差し掛かった頃に、自分らしく生きようと決めたものの、経済的な理由で好きなことができないと諦める人もいれば、もがきながらも自分の人生をつかみ取る人もいます。

 

 

仕事、家事、育児、などこれまでの人生で色々な経験を経て自分のために経済的自立を目指そうと思う人に向けて必要なことをお伝えします。

 

 

それは、『精神的自立』です。

 

 

経済イコールお金は精神性から生み出されているために、精神的自立をしていなければ幸せな経済的自立は確立されないのです。

 

 

たとえ稼ぐスキルを身に付けてお金を得たとしても、すぐに流れていくか、不安から解放されずにお金の奴隷となってしまうのがオチです。

 

 

稼いだときの達成感が自分の価値とリンクした人は、その快感が忘れられなくて何度も同じ失敗と成功を繰り返し、いずれは自己破壊の道に入ります。

 

 

「起業」がブーム(?)になっているようですが、経済的自立をすれば自分の価値が認められるわけではありませんし、精神的に自立をすれば軽やかにお金は循環するものです。

 

 

あなたは精神的に自立できているのでしょうか?

 

 

「誰にも頼ることなく自分一人で何でもこなすこと」が自立ではないことを、多くの人が未だに勘違いしていて、優等生タイプの人ほどこの幻想に陥って苦しんでいるのではないかと思います。

 

 

反対に、何でも頼ればいいわけでもないし、この微妙な差異がわたしたちを混乱させます。

 

 

経済的に自立をしたければ、

 

・自分が心の底からやりたいと思っていることは何か

・どんな人生を生きたいか

・自分は何になりたいか

・好きなこと、得意なこと、夢中になれること

 

これらを把握していること、つまりは「自分を理解していること」です。

 

 

起業して失敗する人は、自分がやりたいことや好きなことではなく”上手くいきそうなこと”をしているからです。

 

 

自分らしく生きようと思っているのに、そこで自分に嘘をつくから失敗するし不安になる。

 

 

自立している人に憧れて目指したとしても、土台は精神であることを見過ごしているとその他大勢と同じ失敗枠にはまります。

 

 

まず最初にすることは、稼ぐスキルを身に付けることよりも自分を知る努力をすること。

 

 

自分への理解は自己信頼につながるので、自分軸が確立され、必要な人や環境をたぐり寄せることができます。

 

 

これから一歩を踏み出す人は、目に見える行動を起こす前に自分の内面と向き合ってみてください。

 

 

気づいたら「動いてしまっていた」「そうなっていた」になります。

 

 

Hatsumi Yamamoto/Bodymaster

 

 

 

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