自分にとっての幸せとは何か
誰かや何かに
幸せにしてもらおうというのは
自分の幸せを
放棄していることになります。
自分を幸せにできるのは
唯一、自分だけ。
今まで育ってきた環境の中で
教わることのない本質的なこと。
子供の頃は、親や先生など
大人の言うことに従うことで
幸せの基準が
”自分”ではなく他人や世間に
置かれてきたために
本来のパワーを奪われ、
無意識に自分の幸せを
他に委ね求めてしまう。
子供の頃に感じていた
違和感はフタをされたまま
大人になれば自分の幸せが
何かがわからなくなる。
今までのような
比較や競争から勝ち取る
成功の定義はもう淘汰され、
協同・循環など
横のつながりへと価値が
シフトしていっています。
だからこそ、
一人ひとりが自分の存在を
明確に表現しておくことが
必要とされ、
そのために必須となるのが
セルフパートナーシップです。
自分で自分を幸せにし導く。
自分にとっての幸せとは
何かというと
私は”ゴール”だと思っています。
ゴールは
未来に設定しているけれど
それを手繰り寄せる”今”。
今の連続で未来がある。
未来を選ぶことで今が変わる。
ゴール設定なしに
自分を導くことはできません。
自分の幸せは
他人のものであってはいけない。
自分のゴールも
他人のものではってはいけない。
自分にとっての”本当”を見つけ
行動に移していくのが
セルフパートナーシップです。
自分の内側に存在する男と女
セルフパートナーシップは
自己対話のことですが、
「自分ともう一人の自分」を
わかりやすく「男と女」で
私は表現しています。
一人の人間の内側には
男と女が存在しています。
この男と女の関係性によって
なぜ今の現実を体験しているのか？
本当は何を求め望んでいるのか？
などを紐解き
解決策を導くことができます。
現実世界で
反応を起こしてしまう
嫌な体験があるとすれば
内なる男と女が
ケンカしている状態。
女を支配する男。
怠ける男。
拗ねる女。
男を服従させる女。
色んな男女が潜んでいます。
反対に、
喜びの体験をしているときは
男女が手を取り合っている状態。
素直な女。
男を信頼している女。
紳士的な男。
女を尊敬している男。
全部、
自分の内側に存在しています。
人生において
潜在的に求めているものや、
自我によって形成された
価値観によっても
ケンカしている分野と
手を取り合っている分野と
それぞれにあると考えられます。
自分で自分を
幸せにするためには
まずこの関係性を把握すること、
次にゴール設定が大切になります。
身体感覚を取り戻す
セルフパートナーシップは
男性性と女性性という
性エネルギーを統合へ
向かわせる目的でもあります。
内側にいる女は
あなたの幸せを
気持ちや感覚で教えてくれて
内側にいる男は
あなたの幸せのために行動し
体験を引き合わせてくれます。
ですが、多くの人が
感情を抑圧してきたことで
自分の気持ちを汲み取ることが
できなくなっています。
思ったこと、感じたことを
瞬間的に消去してしまう。
そうして本来の感性を失い
感覚を鈍らせてしまうのです。
感覚を鈍らせたまま
行動して何かを手にしても
満たされることはありません。
頭では幸せを感じても
心では感じられていない。
この状態が悪なのではなく
これも魂からの采配であると
理解できると統合が進みやすいです。
そしてそれを取り戻すのに
有効なのが身体との対話です。
感じる力は
目に見えないものより
目に見えるものからの方が
とらえやすい。
身体感覚が
鈍くなっている人は多く、
不調や痛みを当たり前にしていると
性エネルギーのアンバランスを
起こしているので
セルフパートナーシップの
具体的な方法の一つに
身体との対話をおすすめします。
当り前を当たり前にしない、
ステージアップの基本です。
近年”女性性の時代”といわれ
女性性について
フォーカスされがちですが
女性性と男性性の
バランスが大事なので
ぜひご自身のバランスを
見つめ直してみてください。
自分を幸せできるのは
唯一、自分だけです。