「若々しさ」と「歳を重ねる」ことは、相反することのようだけど、実は紙一重で、共存するものと最近になって思えてきました。まるで私たち一人ひとりがユニークに兼ね備えている「長所」と「短所」のようだと…。多くの事もそうだと思うのですが、見る角度、考え方によって大きく捉え方が変わってきます。気がついたら50歳に到達して焦る気持ちもある中で、周りの先輩方や同世代の友達、また子供たちと接する中で「若々しさ」と「歳を重ねる」ことを自然と考えさせられています。

 

色々な疲労から、現在、お仕事を辞めて休んでいますが、その結果、時間が作れたので、お世話になっている教会の人達と仲良くさせてもらう機会が増えました。その中で、お年寄りと呼ばれる年代、(個人差はありますが)70代から90代の先輩たちとの関わりも増えました。 昨日はその教会のお友達の家にお邪魔をすることができたのですが、そこのお母様のJさんは約3ヶ月半前の4月に脳卒中を起こし、今は左半身が不自由です。そのJさんの娘さんのEさんがお母様の介護をされています。Jさんは88歳でEさんは私と同じ歳で(誕生月も同じ4月♡)50歳です。以前から娘さんはお母様のお世話を献身的にされていていましたが、昨日も本当に常に明るく暖かくお母様のお世話をしていました。そのお二人が時には目を合わせて微笑みあったり声を出して笑う場面もあったりで、本当に美しい時の中に一緒に居させてもらっているなと感謝が湧いてきました。

 

お病気のお年寄りをお見舞いする時、出かけて行ったら迷惑かなって考えて躊躇します。やはり、体調が良くない時は身なりの配慮が十分できなかったり、訪問者を迎え入れる気持ちの準備も難しいと思うので、かえって迷惑をかけてしまったらどうしようって考えます。また、女性である以上(男性もそうだと思いますがウインク)やはり綺麗にしている自分を見てほしいし、綺麗にできていない時は他人には見てほしくないと思うと思います。

 

そんな思いを抱きながら、ご迷惑でなければいいなと思いながら訪問しました。私がお尋ねした時、このお母様は、黄色のお花がついた麦わら帽子をかぶって、緑がいっぱいの綺麗なお庭の一角にある小さなテーブの隣に静かにちょこんと座っていました。お化粧はしてませんが(お元気な時からお化粧はしていなかったのではないかな?)、涼しげなワンピースを着ていて、私はすごく綺麗なおばあちゃんだなって思いました。本当に可愛らしい綺麗なおばあちゃんが静かに座っている様子でした。

 

きっとEさんが日々お母様を思ってお母様を綺麗にしてあげているのだろうと思いました。それはかつて母が娘に子供の時からしてきたことを、今度は娘が母にしてあげているのだろうと、彼女らの生活や人生の一部を垣間見たように感じました。お母様は左半身がご不自由でも、一生懸命私にお話をしてくれて、耳が遠いということですが、私の話に耳を傾けて頷いてくれていました。本当に優しい方です。時より笑顔になってくれると本当に嬉しかったです。一度ご自身が勘違いをして間違ったことを私に言って、娘さんに正された時に、大笑いをしていらっしゃいました。その大きなスマイル見て、私は訪問できて本当に良かったなって感謝でした。歳を着実に重ねている彼女の中のその優しい気持ちや明るさに若々しさを感じずにはいられませんでした。

 

その美しさや若々しさは、お母様からかもし出ているものだけでなく、彼女がどう娘さんや家族を育ててきたかにも現れていると思いました。愛する家族が一緒に居てくれて、必要は全て備えられているという安心した気持ちが、お母様から表れているようでした。彼女の人生の積み重ねの中に、娘さんがいて、緑茂った行き届いたお庭もその家族が整えてくれているのだろうなと思いました。バトンの継承が日々積み重ねられてきて、全ては繋がっていて、どんな風に形作られたか今見えてきている。。。歳を重ねるってそう言うことだと思わされました。

 

力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。

彼女は口を開いて知恵を語る、その舌には慈しみの教えがある。

彼女は家の事をよく顧み、怠りの糧を食べることをしない。

その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女を褒め称えて言う、

「立派にことを成し遂げる女は多いけれども、あなたはその全てに優っている」と。

艶やかさは偽りであり、美しさはつかの間である、しかし主を敬う女は褒め称えられる。

その手の働きの実を彼女に与え、その行いの為に彼女を町の門で褒め称えよ。

(箴言31:25-31)

 

50歳になられる娘さんも見た目が美しいのですが、この美しさって本当に内面から出ていると思える方です。昨日お話をしていて、この娘さんが、お母様のことを話をしている時に上に記した聖書の中にある箴言31を教えてくれました。箴言31は娘さんから見たお母様のことであって、娘さん自身もこのような方だなって思いました。

 

続きがあるのですが、またの機会にニコニコ。。。