【不調が起こる4つのパターンとは???】 | 筋膜調整サロン”Private Physio Salon TRIGGER(トリガー)”

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筋膜調整セラピストの中村です。

 

 

 

「今ある症状はどこからやってきたの?」

 

 

不調で悩んだことのある方は、一度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか??

 

 

今ある不調はいったい何が原因でどこからやってきたのか…

 

 

特に変わったことをしたわけではないし

 

ケガをしたわけでもないのに

 

でも明らかに不調はある。

 

 

ん〜????????

 

 

と、特に明らかなキッカケがない場合、なんで不調が起きたのかわからず、悩んでしまうこともありますよね。

 

 

前回は、内臓の筋膜と外見の肉体としての筋膜(腹筋や背中、肩や足などの筋膜)とのつながりを解説させて頂きました。

※前回の記事はこちらhttps://ameblo.jp/trigger-physio/entry-12412737661.html

 

 

前回の内容と合わせて解説しますと

 

内臓の不調から始まって、そのあとに肩や腰に痛みが出るパターンもあれば

 

足の骨折やネンザをキッカケに内臓の不調が出てしまったパターンなど

 

肉体としての不調と内臓の不調は

 

筋膜を通して関係し合っている

 

このように考えられます。

 

 

そして、肉体と内臓の不調の関係を筋膜の観点から紐解くと、つのパターンがあることがわかってきています。

 

 

この4つとは、

 

①肉体の筋膜のトラブルを別の場所の肉体の筋膜でバランスをとるパターン

 

②肉体の筋膜のトラブルを内臓の筋膜でバランスをとるパターン

 

③内臓の筋膜のトラブルを肉体の筋膜でバランスととるパターン

 

④内臓の筋膜のトラブルを、他の内臓の筋膜でバランスをとるパターン

 

これらになります。

 

 

 

それでは、この4つのパターンそれぞれを簡単に解説していきましょう。

 

 

 

①「肉体の筋膜のトラブルを別の場所の肉体の筋膜でバランスをとるパターン」

 

これを

 

体性(たいせい)-体性(たいせい)性の痛み

 

と、言います。

 

 

例えば、

 

足首のケガをして、めぐりめぐって、腰の筋膜が硬くなって腰痛が出てくるといった、外見の肉体どうしの筋膜を硬くしてしまうことを言います。

 

 

ようするに、今ある肉体としての不調が、過去の肉体のケガや不調から影響している場合ですね。

 

 

 

 

②「肉体の筋膜のトラブルを内臓の筋膜でバランスをとるパターン」

 

これを

 

体性(たいせい)-内臓(ないぞう)性の痛み

 

と言います。

 

 

例えば、足首を骨折して、次第にお腹や背中の筋膜が硬くなったとします。

 

前回の記事の通り、お腹や背中の筋膜は、間接的に内臓の筋膜とつながっているため、結果として、内臓の不調が出てきてしまうことがあるのです。

 

 

ようは、今ある内臓の不調が、過去の肉体のケガや不調によって影響を受けている場合がこれになります。

 

 

 

 

③「内臓の筋膜のトラブルを肉体の筋膜でバランスをとるパターン」

 

これを

 

内臓(ないぞう)-体性(たいせい)性の痛み

 

と言います。

 

 

例えば、幼い頃から膀胱炎(ぼうこうえん)を繰り返していたとします。

 

先ほどと同じように、内臓の不調は内臓を包む筋膜を通して、外にあるお腹や背中、肩やおしりの筋膜につながっているので、

 

知らない間に、腰やヒザが痛くなっていた

 

このようなことも実際にあります。

 

 

ようは、今ある肉体の不調が、過去からある内臓の不調の影響を受けている場合のことですね。

 

 

 

 

④「内臓の筋膜のトラブルを、他の内臓の筋膜でバランスをとるパターン」

 

これを

 

内臓(ないぞう)-内臓(ないぞう)性の痛み

 

と言います。

 

 

例えば、膀胱炎(ぼうこうえん)を何回か繰り返しているとします。

 

膀胱は、泌尿器(ひにょうき)と呼ばれる尿や便など排泄(はいせつ)の役割をするグループに含まれます。

 

膀胱炎などを繰り返すことで、膀胱のまわりの筋膜が硬くなってしまいます。

 

そして、その影響が腎臓(じんぞう)などの泌尿器グループの中の他の内臓にも影響を与えてしまい、結果として腎臓の不調を引き起こしてしまうこともあります。

 

さらに!!!

 

泌尿器グループと同じ神経や筋膜の影響を受けている循環器(じゅんかんき)というグループにもトラブルが発展していくこともあります。

 

極端に言うと、膀胱のトラブルが心臓関連の問題に影響している場合があるということです。

 

 

ようするに、今ある内臓の不調が、過去からある他の内臓の不調の影響を受けている場合のことですね。

 

 

 

このように、不調の成り立ちは大きく分けて、4つのパターンに分けられます。

 

 

そして

 

4つのパターンに共通しているのが、今ある不調よりも過去の不調の存在です。

 

 

それは整形外科的な不調だけでなく、内科的なものも含めてです。(病名がついていないけど自覚している症状も含まれます)

 

 

「今ある症状はどこからやってきたの?」

 

 

それはもしかしたら、肉体のケガからきているかもしれませんし、内臓の不調からきているのかもしれません。

 

 

大事なことは

 

・今ある不調よりももっと前からある不調はあるか?

 

もしくは

 

・今はないけど過去に経験した不調はなかったか?

 

ぜひ、この質問を自分に投げかけてみましょう。

 

 

次回は、肉体由来の不調と、内臓由来の不調の見分け方を簡単に解説してみたいと思います。

 

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【内臓の不調と筋膜調整】シリーズ

【内臓の不調と筋膜調整の関係は???】

【不調が起こる4つのパターンとは???】

【何から不調が起きているか見分けるコツ】

【内臓が影響している時の筋肉痛・・・しばしば見られる,ある特徴とは???】

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