筋膜を整えて健康を取り戻す
筋膜調整セラピストの中村です
「筋膜って内臓の働きにも影響するの?」
結論から言うと、すごく影響を与えます。
内臓なんて表から見えないので、
「それ本当かな??」
と、疑いたくもなりますよね。
私も初めはそうでした。
表面から自分の手で触れることができて、そして、姿勢や動き方など自分の目で見えるモノ
それ以外は中々信じれない性格でした。
ですが、今では
筋膜と内臓の働きの間には、切っても切り離せない関係性がある
このことを理解して、普段の施術にも活用しております。
ではどんな関係があるのか?
今日はそれを簡単に紐解いてみましょう。
現在は、専門書やご献体の解剖コースでも、筋膜とそれぞれの内臓がくっついていることが、ハッキリと目で見えるようになっています。
どのようにくっついているのかを、今回は「みかんとネット」を使った模式図で簡単に説明していきます。
まずは「みかん」ですが、
みかんの実を内臓
みかんの皮を内臓をつつむ膜
このように想像してください。
この、内臓を包む膜(みかんの皮)のことを「ひふく筋膜」と言います。
ここで、内臓自体と内臓を包む膜とがしっかりとくっついていることをイメージしてください。
次は「みかん」とそれを入れる「ネット」です
皮に包まれたいくつかのみかん(ひふく筋膜に包まれた内臓たち)をネットが包んでいます
このように想像してみてください。
※実際にはもっと細かい構造やつながりがあるのですが、ここでは簡単に説明してますのでご理解ください。
この、皮に包まれたみかん(ひふく筋膜に包まれた内臓)を包む膜(ここでいうネットのこと)を「そうにゅう筋膜」と言います。
まとめますと、
みかんの実(内臓)
みかんの皮(内臓を包む膜)
みかんを包むネット(たくさんの内臓を包む膜)
これらがひとつなぎになって存在しているのです。
そして、
この「ネット」は、その表面にあるお腹の筋膜や背中の筋膜とつながっていきます。
さらに
お腹や背中の筋膜は、肩まわりや股関節まわりの筋膜とつながっていて、そのまま手首や足首までつながって行きます。
このように内臓の不調は、筋膜を伝わってお腹や胸・背中、そして腕や足にまで影響を及ぼします。
この関係は逆もしかりで、
手や足の影響が内臓の不調に関係していることもあるのです。
※この複雑な関係性については、また別の記事でご紹介致します。
当サロンには、動いたときの痛み、いわゆる整形外科的な症状でお悩みの方以外にも
めまい、頭痛、咳き込み、お腹の膨満感、かゆみ、尿失禁など
内部の問題と思われる症状の方も多くご利用頂いております。
「筋膜」はまだまだ不思議な組織と言えますが、私たちのカラダに大きく影響を与えていることは間違いないと思っています。
TRIGGERは筋膜の観点から不調と向き合う筋膜調整専門のサロンです。
筋膜の可能性をたくさんの方に知ってもらえるように、これからも情報を発信していきたいと思います!
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④【内臓が影響している時の筋肉痛・・・しばしば見られる,ある特徴とは???】
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