筋膜を整えて健康を取り戻す。
筋膜調整セラピスト,理学療法士の半田です。
筋骨格系の痛みを訴えている方に,筋膜機能異常の視点から介入することはもはや必須の時代になりつつあります。
これはバレエダンサーへのケアに関しても同じです。
同じというよりもむしろ,バレエダンサーが抱える痛みには「まず」筋膜から介入すべきです。
私の経験上,そう断言できるくらいの効果が実際にあります。
だから,多くのバレエダンサーの方が私のとろこに訪ねてくれるようになったのだと思います。
しかし,バレエダンサーに対して非常に有効であるにもかかわらず,バレエダンサーのケアに携わる方々には,「痛み」にフォーカスした治療的視点で筋膜機能異常を評価し,解消できる人は残念ながらほとんどいません。
動きのコントロールや,からだの使い方,意識の問題などに精通している方は多いですよね。
非常に大切なことであることはいうまでもありません。
しかし,私のバレエダンサーに対する施術の経験上,もっと大切な視点は,「まずは」筋膜に専門的にフォーカスすることです。
バレエダンサーのケアにたずさわる方々に絶対的に足りないのがこの視点だと思います。
このことは,バレエダンサーにとっては,損失といっても過言ではないと思っています。
例えば,バレエダンサーに多い股関節のトラブル。
前回もお伝えしたように,足部や下腿部の筋膜機能異常を調べて,解消することで痛みを解消することができます。
https://ameblo.jp/trigger-physio/entry-12382977896.html
股関節の機能に固執していてはいけません。
TRIGGERでは,バレエダンサーのための筋膜調整セミナーをおこなっています。
前回は,バレエ教師,施術家,リラクゼーションセラピスト,理学療法士の方々にご参加いただきました。
前回の様子はこちら。
http://trigger-physio.com/topics/163/
バレエダンサーに対する筋膜調整(施術家向け)や,
バレエダンサーに対する筋膜ケア(施術家「以外」向け)では,
以下のことをお伝えしています。
1.バレエダンサー傷害の基礎知識
2.バレエダンサーに対する筋膜への介入
3.バレエダンサーのケアに必要な「筋膜の基礎知識」
◉ 痛みを改善するために介入する必要がある「深筋膜」とは?
◉ なぜ,筋膜を整えると痛みが無くなるのか?
◉ 知っておくべき筋膜と筋紡錘の関係
◉ 「筋膜が悪い状態」とはどういうことをいうのか?
◉ いつ筋膜機能異常が起こるのか?
◉ 機能障害をおこしている筋膜のみつけかた
◉ 筋膜機能異常の治療のしかた
4.バレエダンサーに対する筋膜調整の実際
◉ バレエダンサーに特徴的な動きと筋膜の関係とは?
◉ バレエダンサー共通する筋膜機能異常の評価と調整の実際
◉ 筋膜機能異常をとらえるための7つの触診のコツ
◉ その他(次回以降のTRIGGER SCHOOLの紹介などを予定)
足部と下腿部の筋膜を調べ,整えることは,バレエダンサーが抱えるからだのトラブルを解消するためには必須です。
筋膜を整えることは,筋紡錘や固有感覚の正常化を促します。
つまり,結果としてパフォーマンスもアップします。
バレエダンサーに対するいつものケアに,是非,筋膜の視点を取れ入れみてみてください。
お申込みはこちらから
===========================================
【TRIGGER 筋膜調整セミナー】
第2回 バレエダンサーに対する筋膜調整
6月26日(火)13:00〜18:00
https://cloud.conference-er.com/event/c1951575700
*施術家の方が対象です
第1回 バレエダンサーに対する筋膜ケア
6月22日(金)13:00〜18:00
https://cloud.conference-er.com/event/c1187964544
*施術家以外の方が対象です
===========================================