インナーソロのビルド


インナーソロでの討伐、特にオーバードと対する場合に於いてどの様なビルドに汎用性があり、また入門に向いた基礎的でバトルシステムの理解にも繋がるのかを考えてみた。


実際のところインナーソロのビルドには様々な型が存在し、そのブレイドの好みや討伐対象によって優位性が大きく異なる事は私の過去記事を観てもらっても明らかではあるが、念頭の条件を満たすものを厳選した結果、ある一つの型に行き着いた。


コレは奇しくも私が最初に目指した型であり、コレを元に色々と派生のビルドを産んだ型でもある。


インナーソロの基本は〝敵の全ての攻撃を捌きつつ如何に効率良くダメージを与えられるか〟と言う事だと言える。


防御を優先しつつもなるべく早期に大ダメージを与えられるビルドであり、扱い易さと汎用性に富むもの。


実際には、ロングソードの〝桜花乱舞〟を組み入れたものなど、もっとワンパン特化した型も存在するが、TP消費や探索にも対応出来る部分を含めた〝汎用性〟として評価すると、尚更このビルドの有用性が際立って来る。


と言う訳でこのビルドを私の過去の記事の中から紹介して行くのだが、その都度細かな部分は異なっている。


が、基本形は同じであるので、個々人の持ち得る装備やデバイスの範囲で近しいビルドから試してみて欲しい。


エーテル属性デュアルガン




そう、エーテル属性のデュアルガン〝ビッグバンブキャⅡ極〟を射撃武器に使用して、防御とダメージソースもデュアルガンに依存する型だ。

デュアルガンを採用するのは〝ゴーストウォーカー〟によるフェイクボディ型防御と、非テンションアーツの〝ゼロゼロ〟での攻撃力をメインとする為。

エーテル属性の利点には、スキルの〝インサイドブレーカー〟とデバイスの〝パーツクラッシャー〟によるダメージアップが秀逸でありつつ、エーテル属性耐性に特化したエネミーが少ないことがある。

〝ビッグバンブキャⅡ極〟は、他のエーテル属性武器の中でも〝射撃力アップ〟や〝射撃命中アップ〟などの有用なアフィックスが付き易く、非テンションアーツである〝ゼロゼロ〟の威力が上げ易い。

防御としての〝フェイクボディ型〟は言わずと知れた最有力防御法で、被弾回数の確認は必要となるが使い熟す事が出来ればバトルスキルやバトルシステムの理解度向上に最適なので、是非覚えておきたい。

またこの型には、〝OCGによる戦闘力アップ〟〝強化アーツによる強化〟〝弱体アーツによる優位性〟とインナーソロバトルの攻撃面での基本となる要素が全て含まれている。


バトルの手順


①ゴーストウォーカーで防御

②オートアタックを当ててOCG発動

③OCG連続発動でギアMAX

④フルスペックで射撃力アップ

⑤ノワールバタフライでエーテル弱体

⑥クロスリロードで会心アップ

⑦ゼロゼロで与ダメージ


このビルドを踏襲すれば、例え全ての要素を連動させなくても〝ワンパン〟に近い威力を発揮出来る。

開幕からOCGのギアカウントをMAXにする為に、インナースーツのデバイススロットは〝ギア+TP XX〟で埋まってしまうが、これが不可能な場合は普通に攻撃によってギアカウントを上げて行くのもアリだ。

その場合にはより〝ゴーストウォーカー〟を効率的に使う必要性は出て来るが、インナースーツのデバイススロットを〝オーラリキャ短縮〟〝TP MAXアップ〟などの優秀なデバイスに置き換える事も出来る様になるし、〝エーテル反射貫通〟や〝スパイク抵抗〟など相手の特性に合わせた対応型デバイスに換装する事も出来る。

どんなビルドにも当てはまる事ではあるが、特にインナーソロの場合では先ず防御が重要。

その上で、どの様に効率良くダメージを与えられるかの組み立てが必要となる。

どんなに高威力な武器で優秀なアーツを放っても、実は素のダメージ量は知れている。

OCGのギアカウント、オーラアーツ、弱体アーツ、強化アーツに、スキルやクラスの優位性も加えて攻撃をダメージアップさせるのが重要なのだ。

亜流へのシフト


〝フェイクボディ型〟の防御に慣れれば、今度はダメージソースを格闘武器に依存した型へも変更出来る。


射程距離は縮まってしまうのでシチュエーションは選ぶが、ロングソードやジャベリンなどの高威力なアーツも使えるし、シールドでの転倒ハメやナイフでのスリープを使った型にも派生可能。


〝ギア+TP〟の代わりに〝潜在力〟のデバイスを積む事で、TPアーツによる大ダメージを狙う型も面白い。




要所を押さえれば、メンバーの限られたビルド条件でも高レベルオーバードの討伐が可能となる。


もちろん突き詰めて行けば、アフィックスに恵まれた装備や希少なデバイスが必要になるが、よほど回復力に優れた相手や一撃の威力に秀でた相手でない限り、弱小装備と思われるビルドでも倒す事は出来る。



店売りの装備だけで〝縄張りハイレッディン〟を倒す様子。


デバイスも付けては居ない。


こちらの攻撃は微小だが、ゴーストウォーカーで何とか躱しつつ討伐まで漕ぎ着けられている。


もちろんもっと上手に立ち回れていれば、ここまでのピンチも無いだろうw


だが、このフェイクボディ型での長期戦には落とし穴もある。


クイックリキャスト(Yボタンでアーツ発動 アーツのリキャストが貯まっていなくても使用可能)のゲージが尽きるとタイミング良くゴーストウォーカーが使えなくなって積む恐れがある事だ。


なので、防御はゴーストウォーカーに依存しつつ、装備やデバイスはなるべく攻撃面に振る様にして戦闘時間を短くしたい。


そうしてある程度ビルドの効率を上げたのが、この【セット記録】に上げたビルドだ。


装備の厳選


ビルドの充分な効果を得る為に、より有用なアフィックスが付いた装備が欲しくなるところだが、ことこの〝フェイクボディ型〟を目指す場合には特定のエネミーからのドロップ品だけで事足りる。


スーツは属性耐性の値を重要視しない為、〝極〟の文字がついたLv.60のヘビースーツで構わない。


武器も含めて厳選するならば、夜間に眠っている〝縄張りハイレッディン〟をアレス90のアガースラカノンなどでワンパンすれば、それだけで一通りが揃う。


まぁ属性耐性は無視、と言ってもこの方法で手に入れたスーツはどれも重力耐性に弱点があるので、重力属性攻撃を多用するエネミーに対して装備する時は注意が必要だがw


デバイス制作やアフィックス強化の方は素材集めが大変だが、素材集め用のドールが育っていなければ結局どの素材もマテリアルチケットでの交換の方が効率は良い。



まぁここまで出来る様になれば、インナーソロでのビルドはかなりのタイプが用意出来ると思う。


一度作ったデバイスやアフィックス強化した装備は他のビルドにも使い回せるので、どんどんと効率は上がる。


まとめ


インナーソロのビルドのオススメは、エーテル属性のデュアルガンを攻守のメインとしたフェイクボディ型のビルド。


このビルドの構築や運用の為には、ゲーム進行上〝ストーリークリア〟くらいの段階に進んでいる必要はあるが、それさえ満たしていれば誰でも着手し易いレベルであると思う。


是非このビルドを基準にインナーソロの経験を積み、発展させて行って欲しい。


〝フェイクボディ型〟から〝反射型〟や〝属性耐性型〟を試して行く事が出来れば、より多くの高レベルオーバードのインナーソロ討伐が可能となり、様々な武器を使い熟す事が出来る様にもなる。


特異なビルドによる討伐や装備アフィックスの厳選を極めるにはキリがないが、インナーソロでの縛りプレイにはまた特別な魅力がある。


ミラの大地に生きる以上、ブレイドの可能性を追求するのも悪くないw