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ラムジェットⅡ



私のYouTubeチャンネルで何故か〝ラムジェットⅡ〟縛りの討伐動画が好評だ。


比較的アップロードから短い期間で閲覧数が伸びているのは、それだけブレイド諸兄姉がラムジェットⅡに興味を抱いているからだろうか…。



もしそうなら、ちょうど自分なりに一度この型のビルドを纏めてみたいと思っていたので、今回は戦闘の手順や注意点、そしてラムジェットⅡを起点とした亜流のビルドの可能性についても記してみたいと思う。



ラムジェットⅡとは




ラムジェットⅡ〟は、射撃武器〝アサルトライフル〟の一種である。


ストーリー第10章クリア後から受注可能となるアクセナのキズナクエスト〝ラヴビッグバン〟にて入手可能となる特殊武器で、装備レベル制限はLv.60となっている。


第5章の時点で入手可能な〝ラムジェット〟よりもTP上昇値が高い(50→300)。


最大の特徴は、オートアタック時のTP上昇値が他の武器に比べて圧倒的に高いことだが、逆に武器の威力は非常に小さくて、基本的にダメージソースは格闘武器に依存する事になる。


だが、攻撃面で有用な部分も存在する。


ラムジェットⅡは、オートアタックも非テンションアーツも非力ではあるが、威力を潜在力に依存する〝TPアーツ〟に限っては、他の武器に引けを取らない。


アサルトライフルの攻撃系TPアーツはヒート属性の〝バーストグレネード〟。


つまり、ヒート属性攻撃の効くエネミーにはラムジェットⅡだけで挑むことが出来る。


もちろんこれは〝ラムジェットⅡのみの戦闘〟(ラムジェットⅡのオートアタックやアーツ以外は使わない)と言う縛りの上での話で、格闘武器での攻撃を織り交ぜる事によってヒート属性攻撃が効かない相手に対しても、射撃武器にラムジェットⅡを装備する利点を活かす事が出来る。


まぁそれについては〝亜流〟として後述するとして、先ずはラムジェットⅡをメインとしたビルドの構築や戦闘の流れについて記して行こう。



クラス選択



先ずクラス選択でのオススメは、〝エリートプランナー〟である。


このクラスは、〝ドリフター〟の各パラメーターを100とした場合、潜在力に160%、射撃命中に110%の補正がかかる。


HPは90%となってしまうが、それでも潜在力の大幅な補正は捨て難い。


攻撃力を潜在力に依存するラムジェットⅡのクラスには是非〝エリートプランナー〟を採用したい。



HPを優先するなら150%の補正がある〝ヘヴィストライカー〟と言いたいところだが、潜在力は70%と大きく落ち込む。


バランスを取りたいのであれば、全てのパラメーターがプラスになる〝ギャラクシーナイト〟か、スキルスロットが5つになる〝ドリフター〟が次点候補となるだろう。



スキル選択



スキルの基本形は上記の通り。


潜在力は盛りつつ、HPを確保した上でオーラアーツによるHP回復の効率を上げる形だ。


ラムジェットⅡをメインとする場合、防御は〝パワードダイブ〟のアーツを使った回避と、TPが貯まりやすいおかげで多用出来る〝オーラアーツ〟による回復が主となる。


〝パワードダイブ〟で回避出来る時間は僅かなので、発動タイミングが完璧であっても連続攻撃を全て躱わす事は難しい場合もある。


なので、回復の措置を講じておくことは重要だ。



〝マインドシーク〟は、確実に潜在力を底上げしてくれるので、攻撃力の要として外せない。


これだけは鉄板として装備しよう。



〝バトルボディ〟のHP上昇率は高い。


即死級の大ダメージに対して安心を買うなら是非装備したい。



オーラアーツの種類を問わず回復に作用してくれるのが〝オーラヒール〟。


最大HPを多く確保出来ていれば、かなり心強い。



更にピンチ時に効果を発揮するのが〝ライフキット〟。


〝オーラヒール〟と合わせて装備すれば、オーラ発動の度に50%以上のHPを確保した状態に出来る。



〝バーストグレネード〟の攻撃力を上げたい場合に役立つのが〝バニシングエッジ〟。


だが〝亜流〟としての格闘武器での攻撃を前提とするなら、そのTPアーツの攻撃属性に合わせたものを装備しよう。



夜間限定となるが、大きく与ダメージを上げてくれるのが〝ナイトスコープ〟。


武器やアーツを問わず、与ダメージにプラスとなる。


強敵に挑む場合は、これを付けて夜間に挑むのが一番効率が良い。



転倒が効くエネミーの場合、〝アサルトハンマー〟による効果は、緊急避難用にも攻撃力アップにも使える。


ラムジェットⅡでの〝転倒〟の有用性についてはまた後で紹介するが、〝ダウンシェイバー〟がバトルの起点として役立つスキルである事は間違い無い。



転倒効果を延長してくれる〝オーバーダウン〟も有用。


相手の転倒時間を稼げれば、攻撃だけで無くOCGのギアカウントアップやHP回復も落ち着いて行える。



インナーウェポン装備



ラムジェットⅡでのバトルを想定すると、例えダメージソースが格闘武器の場合でも〝潜在力〟が重視される為、格闘武器のアフィックスには〝潜在力アップ〟と〝潜在力ブースト〟の両方が付いているものが望ましい。


私が所持している格闘武器でこの条件を満たす〝極〟武器は、ジャベリンの〝ダイヤハーセガ極〟とナイフの〝ダイヤクチジョ極〟しか無かった。


因みに両方とも〝潜在力アップ〟〝潜在力ブースト〟〝格闘命中アップ〟だ。



ラムジェットⅡの〝バーストグレネード〟をダメージソースとして使う為、格闘武器のデバイススロットは〝ヒート属性強化〟となるが、これを〝種族特効〟に置き換えた場合のダメージ量は未検証だ。


ある程度の汎用性を考えても、ヒート属性強化を入れておくのが無難だと思う。



射撃武器はもちろんラムジェットⅡだ。


デバイスとして必須なのが〝マガジン増加 XX〟。


これは経験上1つで充分。


2つ付けてもオートアタックの時間が長くなるだけで、アーツを使用するタイミングを考えれば過剰である。


そもそもアーツ使用後のオートアタックは、オートアタックのリキャストタイムに関係無くすぐに撃つ事が出来るので、その点でも不足は無い。


後のスロットは格闘武器と同じくヒート属性強化を入れても良いが、インナースーツに上手く〝ギアカウントプラス〟が組み込めない場合はここに〝ギアカウントプラス XX〟を。


また、当たらなければ意味がないので〝射撃命中ブースト XX〟(殆どの場合で〝射撃命中アップ XX〟よりも強力となる)もオススメ。



インナースーツ装備


インナースーツ選びで重要なのは、アフィックスにより最大HPと最大TPを多く確保出来る様に組むこと。


また射撃力や格闘力は必要ないのでそれに変わる攻撃系のアフィックスや、敵の攻撃を喰らう前提で防御系のアフィックスを足せると良い。


またインナースーツのデバイススロットは〝潜在力アップ〟と〝潜在力ブースト〟で埋める事になる。


このビルドでの潜在力の値からすると、潜在力アップが4つと潜在力ブーストが1つ、と言うバランスになるだろう。



唯一〝潜在力〟が盛れる頭装備は〝潜在力アップ〟と〝潜在力ブースト〟の両方が付いたものを。


エターナルのライトスーツなら、それぞれのアフィックスを〝XX〟と〝XⅧ〟まで強化出来るはずだ。



胴の装備は、最大HPを上げられるものが多い。


ここも HP MAX をガッツリと上げておく。




腕の装備では最大TP値を上げておきたい。


他にオススメのアフィックスは、攻撃力が上げられる希少な〝フロントアタック〟やいつでも有用な〝ダブリキャ短縮〟。


〝ギアカウント青〟や〝ギアカウントプラス〟も早く無限OCGに持って行けると言う意味では良い。



脚の装備には、各種フィジカル状態異常の抵抗アフィックスが付きやすいので、〝転倒抵抗〟や〝吹き飛び抵抗〟を選んでも良い。


但し、この時点で最大TPが凡そ6000未満程度であれば、〝TP MAXアップ〟を積んでおきたい。


ラムジェットⅡに〝マガジン増加 XX〟を1つつけた状態で、一度のオートアタックで貯まるTPは、 (3+20)×300=6900なので、6000以上にしておく意味は有る。


また、OCG追加発動をして行く段階でもオーラアーツが使える様に、TPは少しでも多く所持していたい。


個人的な感覚となるが、ストレス無くバトルに集中する為の目安として、最大HPで20000以上、最大TPで9000以上が理想だ。



此処まで理想値に近いビルドを組んだ場合、パラメーターはこの様になる。


潜在力は700以上となり、命中はそれぞれ400以上。


あとは、同種のアフィックスが付いたインナースーツの中から、なるべく属性耐性の穴が無い様に選ぶ調整が出来ると良い。


もちろん特定の相手に挑む場合は、相手の攻撃属性に合わせて属性耐性を上げて組むのもアリだ。


装備の部位によって付きやすいアフィックスは似通う場合が多いので、属性耐性にそれほど大きな穴を作らなくて済むだろう。



アーツ選択



アーツの基本形は上画像の通り。


回避の為の〝パワードダイブ〟、攻撃の要の〝バーストグレネード〟、転倒効果の〝アサルトハンマー〟、そしてオーラアーツの4つだ。


オーラアーツは〝ノーメディック〟が一番生存率を上げてくれる。


オーラ中は残機をプラス1にしてくれるので、いつでもTPを補充出来るラムジェットⅡでは一番その恩恵を得易いオーラアーツでもある。



頻繁にHPを回復するなら〝オーバースペック〟もアリ。


スキルの〝オーラヒール〟や〝ライフキット〟と合わせると、かなりの〝回復型〟ビルドとなる。



攻撃に特化させるなら〝ガンフォース〟も有る。


〝ダブリキャ短縮〟をインナースーツのアフィックスで得られなかった場合には有り難い効果。



此処で格闘武器側のテンションアーツを使う場合も見てみよう。


ナイフのTPアーツ〝ディスピア〟は高火力でモーションも小さい。


エーテル属性攻撃なので、ヒート属性攻撃が効かない相手にも使い易い。


ただ、このアーツをメインで使う場合は、インナーウェポンのデバイススロットには〝エーテル攻撃強化〟を盛る方が良いだろう。



モーションが大きくて使いづらいが、ジャベリンの場合だと〝トライデントバスター〟がある。


もちろん格闘武器のアフィックスに付く〝潜在力〟の合計値が下がる事にに目を瞑れば、強力なテンションアーツを持つそれ以外の格闘武器も使える。


だがここで大事なのは、メインの攻撃に使う格闘武器のテンションアーツは〝ヒット数が1〟で〝モーションが短め〟のものが立ち回り上望ましいと言う事。


ヒット数が1の方が良いのは、後述の〝戦闘の流れ〟で明らかにするが…、まぁあくまで〝望ましい〟と言う事なので、自分なりの型の中で色々と試してみて欲しい。


もちろんオーラアーツも選択する格闘武器のものから選ぶ事が出来るので、〝HP時間回復〟や〝潜在力アップ〟の効果の付いたオーラアーツで優位に立ち回れる可能性はある。



戦闘の流れ



では、ラムジェットⅡをメインとしたビルドの立ち回りを確認して行こう。


ここでは基本形となる〝ラムジェットⅡ縛り〟のビルドで行う。



強敵との対峙の場合、一般的にはTPをある程度貯めてからのエンカウントとしたいところだが、ラムジェットⅡの場合はそこまで構える必要は無い。


エンカウントの為の初撃のオートアタックで直ぐにTPが貯まるからだ。


オーラアーツに〝ノーメディック〟を選択している場合には、TP確保後直ぐに発動しておくと良い。



いつでも〝パワードダイブ〟が使える様にしておきながら、オートアタックでTPを稼ぐ。


戦闘中は敵の攻撃テロップを見ておき、攻撃が来たら被弾直前にパワードダイブで躱わす様にする。



相手の攻撃の隙に、貯まったTPでOCG発動。


同じ流れを繰り返しつつ、ギアカウントを上げて行く。


〝ギアカウントプラス〟を多めに積んでおけば、あっという間に無限OCG化出来るので、手数の多い敵相手にもゴリ押せる。



転倒が効く相手なら、無限OCGまでの間に〝アサルトハンマー〟で転倒させて時間を稼ぐのもアリだ。


ただ、アサルトハンマーの射程距離は通常の射撃アーツよりも短いので注意。



パワードダイブには回避の他に〝バレットチャージ〟の効果があり、次の一撃の威力を飛躍的に上昇させてくれる。


これは〝エナジーポイント〟や〝フルスペック〟などのアーツで上昇させる潜在力によるものよりも効果が高く、メインソースの直前に使うには最適だ。



パワードダイブを放ってバレットチャージを付与した上で〝バーストグレネード〟を撃つ。


〝バーストグレネード〟は転倒中のダメージを上げる効果もあるので、アサルトハンマー→パワードダイブ→バーストグレネードと繋げることで、更にダメージが上がる。


このコンボが時間的にキツい場合には、スキルの〝オーバーダウン〟が役立つ。


また〝バーストグレネード〟には、〝炎熱〟の付与もあるので、コンボで〝バーストグレネード〟の威力を上げておくと、炎熱のダメージ量も増える。


途中で攻撃を多く喰らう様なら、その都度オーラアーツで防御を試みる。


〝ノーメディック〟なら、復活の度にオーラを張ればOK。


これが全体的な流れだ。



まとめ


ラムジェットⅡの利点を最大に活かす為には、ガンガンTPを稼いでドンドンテンションアーツやオーラアーツを使うビルドが一番だろう。


またこれはラムジェットⅡ単体でもビルドとして成立可能なのが素晴らしい。


防御の為のフェイクボディ型に終始してデュアルガンに縛られるのに飽きた人には打って付けでは無いだろうか。


また、転倒ハメを起点にして様々な格闘武器でのテンションアーツ攻撃、と言う型にも応用出来る。


ただのユニーク武器的なラムジェットⅡも、特性を活かせばかなり爽快なビルドの一翼を担える存在と言えるだろう。