バトルでの防御面での構成は色々とある。
フェイクボディ型・反射型・回避型・耐性型・回復型、そしてフィジカルで相手の攻撃を封じるスリープ型・コントロール型・転倒型・ウィルス型などと、これらの複合型など…。
それぞれにメリット・デメリットがあり、キャパ的に全ての効果を装備に乗せる事は出来ない。
結果的に、敵や状況によって使い分ける必要があると言う事になる。
その中で今回は、私が最近よく使っている〝耐性型〟について纏めてみたいと思う。
属性耐性型のメリットは、ビルドとしてセットして仕舞えばそれだけで効果を発揮するので、アーツやソウルボイスで起動する必要が無く攻撃に専念出来ること。
また、時間も被弾回数も関係なく耐性を積んだ分だけ確実に被ダメージを減らせるので、事故が少ないことなどだろうか。
逆にデメリットとしては、特定の攻撃属性を持つ敵にしか有用では無いことと、防御の為にスーツが限定されたり比較的デバイスの枠を圧迫しがちなこと。
また、攻撃自体は当たって仕舞うので、攻撃に付随する状態異常などは貰って仕舞う、と言うところだろうか。
基本的に、敵が弱体効果を付与して来ない限り、耐性値が100有れば、敵の攻撃を1ヒットあたり1ダメージに出来る。
また、弱体化した状態でも残りの数値分は効果を発揮するので、弱体攻撃を仕掛けてくる相手に対しては耐性値を多めに積んでおくと言う対応は可能だ。
相手の攻撃属性が2種類までであればほぼ完全に押さえ込む事が可能であり、特に強力な攻撃に絞って耐性値を上げると言う手法もある。
そして、相手の攻撃を完全には遮断していないので、攻撃を受けた際に効果を発揮する特効が有効になる。
例えば〝カウンタースパイク〟などのオーラ中は、相手からの被ダメージが1であっても、マトモなスパイクダメージを与える事が出来る。
これは武器種や戦法によっては非常に有効になる場合があり、最小のリスクで最大の効果を得られる可能性がある。
属性耐性を上げる方法は主に5つ。
その内、戦闘前に準備しておけるものは4つある。
ひょっとしたらもっとあるかも…、だがここではこれらに絞って纏めてみる。
インナースーツの耐性値
インナースーツにはそれぞれに属性耐性値がある。
プラスの場合もあるが、マイナスになる事もある。
特殊なファッション系の装備によっては大きく耐性値を上げてくれるものもあるし、属性値は5つの部位全てに設定されているので、スーツでのビルドが基礎部分となる。
因みに〝物理耐性〟だけは、スーツだけでは上げづらい傾向にある。
デバイス・アフィックス
直接的に大きな数値を得易いのが、アフィックスやデバイスで耐性値を盛る方法である。
〝◯◯属性耐性アップ XX〟の場合、耐性値は25上げる事が出来る。
アフィックスとして付くものは、そのスーツの耐性値で特化した部分と同じになるとは限らないが、上手く組み合わせれば、マイナスを補う事も出来る。
スキル
条件が限定されるものが多いが、スキルでも耐性値を上げる事が出来る。
どちらかの武器をメインで使う場合などは有用。
因みにここで上がる数値分は、キャラのステータスには反映されないので注意。
属性耐性アッププローブ
FNスポットに設置出来るデータプローブには〝属性耐性アッププローブ〟と言うものががある。
これを設置しておくと、そのゾーン内でのバトルに対して全属性耐性値がアップする。
効果範囲である〝ゾーン〟については明確な線引きが見つけられなかったが、どうやら〝同じ大陸内〟ならば一律の効果が乗る様だ。
またこのプローブも採掘プローブやリサーチプローブと同様に、連携ボーナスが発生する。
ハッキリとした数値は未確認だが、耐性値80のビルドと併用した場合に被ダメージが1になると言う実証から、3連結させた状態で少なくとも20以上の効果があるものと見込める。
20は少ない様にも思えるが、全属性である事と効果範囲の広さを考えれば相当に有用なものだ。
因みにこれによる効果もステータスには反映されない。
アーツによる耐性アップ
これは戦闘中、若しくはエンカウント時に付与出来るものだ。
オーラアーツには強力な効果を発揮するものがある。
上記の〝スタープロテクション〟の場合、トリプルリキャストで発動すれば全属性耐性値を70上昇させる効果があるとの事。
リキャストタイムは長めとなるが、効果時間延長と合わせて効果は絶大。
敢えて〝スタープロテクション型〟と呼んでも良いくらいだ。
非テンションアーツにも耐性アップを付与出来るものがある。
効果は限定で効力も小さいと思われるが、周囲の仲間にも付与出来るので特定の敵には有効なものとなる。