クラスを〝ドリフター〟にして、装備やスキルを全部外した状態だと、HPは 10,000。
これに、HP 50%アップのスキルを付ける。
当然、HPは 15,000となる。
最初の状態に、適当に〝HP MAXアップ 〟の付いたスーツを装着。
HPは 11,850 となった。
これに先程のスキルを付ける。
もし最初の 10,000 に対してスキルの効果が乗るのだとしたら、10,000×1.5+1,850=16,850 となるはず。
結果は、17,775。
11,850×1.5=17,775なので、スキルの倍率は〝後からの掛け算〟で乗っかる事が分かる。
つまりスキルの倍率によっての効果は、装備やデバイスを含めたインナーの数値に対してかかって来て、インナーの数値が大きければ大きいほど伸びると言う事。
スキルによる効果上昇はかなり期待が出来るので、伸ばしたいパラメーターにはまずスキルの恩恵を受けるべき、となる。
あと、〝回復型〟と相性が良さそうなその他のスキルとして上げられるものに〝クライシスビート〟がある。
〝会心〟によるダメージアップは非常に大きいので、リスクに見合うだけの効果は乗るだろう…、と言いたいが、長時間戦になっているのなら別だが、ここまでアッサリと追い詰められる強敵には焼け石に水かも…。
敵の攻撃を受けるがままとなると、弱体への抵抗は上げておきたい。
全ての弱体抵抗が上がるのが魅力的で汎用性がある。
とまぁ、そんな事を考えながらビルドを試作してみたので、次はとりあえずHPが削られそうな相手でテストしてみようと思う。