映画『Michael/マイケル』を観てきました。

 

 

あえて書くまでもないとは思いますが、キング・オブ・ポップと言われたマイケル・ジャクソンの伝記映画です。子供のころから天才シンガーとして人気者になってしまった彼の心を、父親との葛藤を軸に描いており、彼の楽曲を存分に楽しめる内容でした。

 

ただ、前評判である程度予想はしていましたが、彼の心の中を描き切りきれていないというか、あえて避けているような印象は拭えず、人間ドラマとしては少し物足りなさを感じるのも事実です。

 

けれども、アーティストとしてマイケルが見せたかったのは、自分の私生活や内面の葛藤ではなく、圧倒的なパフォーマンスそのものだったはず。そう考えると、あの精度での再現は本当に十分すぎるほどではないかと思います。

 

正直、マイケルが活躍していた頃、私は特にファンではありませんでした。

 

それでも、当時みんな名前は知っていたし、ムーンウォークに盛り上がり、『Thriller(スリラー)』が話題になり、私も衝撃を受けたことはよく覚えています。

 

でも、その頃がピークで、その後は整形を繰り返し、見るたびに顔が変わっていく様子や、様々なスキャンダル報道ばかりが目立っていました。

 

いつかマイケルは、コアなファンではない私のような人々にとっては、どこか「ゴシップの対象」のような存在になっていたのも事実です。

 

 

なので、私がマイケルを好きになったのは、YouTubeで彼のMVを色々見られるようになった10数年前からです。

 

特に「マイケルってこんなにセクシーでカッコよかったっけ!?」と衝撃を受けたのが、このビデオ。

 

 

 

自分と同じ時代に生きていてくれたのに、なぜ当時は噂話だけで拒否感を持ってしまって、彼の音楽を聴かなかったのか……今となっては悔やまれてなりません。

 

 

かつてマドンナがスピーチで、 「私が(私たちが)彼を見捨ててしまった」 と語っていましたが、その深い後悔は、彼のパフォーマンスを見れば見るほど、会ったこともなく、私の心にまで深く刺さるのです。

  

 

 

 

なので、映画『Michael/マイケル』の最後が、一番輝いていた頃で終わった時、一瞬、「え、ここで終わるの?」と思ったけれども、ある意味ホッとしたのも事実。

 

なんだか続編もあるみたいだけど、ここからあとは考えただけで辛いので、今は、次も音楽映画という形で、マイケルの楽曲とダンスの再現メインでいいよというのが正直な気持ちです。

 

 

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