久しぶりに所用で京都へ行ってきました!
大学時代の4年間を過ごした思い出の街ですが、最近はすっかり足が遠のいていまして……。
人混みもさることながら、移動の往復に体力を削られるお年頃(泣)。
今回は覚悟を決めて出かけたのですが、意外にも行き帰りの電車は殆ど座れてホッと一安心でした。
用事を済ませた帰り道、ふと思い立って40年前に下宿していた寺町二条界隈をぶらり。
私の下宿、超有名なお茶の老舗本店のすぐ近くにあったんです。
当時の私は貧乏学生。「老舗の上等なお茶を味わう」なんて発想は1ミリもなく、格式高すぎる佇まいに一度も入ったことがありませんでした。
写真のようなガラス戸ではなく、いつも黒い木戸が重々しく閉まっていたような……(40年前の記憶なのでちょっと怪しいですが)。
でも、大人になり(笑)、美味しいお茶の味も知った今! ?
「今の私なら行けるのでは……!?」
と、40年越しの勇気を出して初めて暖簾をくぐってみました。
店内に入り、いそいそと買い求めたのは「棒ほうじ茶」と「特選煎茶」。
「あの貧乏学生だった私が、ついにここで買い物をする日が来るなんて……!」と、ひとり感無量でした。
……が、家に帰り、さっそくルンルン気分で淹れた棒ほうじ茶。一口飲んで首をかしげました。
「あれ……? なんか……薄くない……? 香りは……?」![]()
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お店の人には「棒茶は焙煎時間が長くて味が濃いですよ」って言われたのに!
不思議に思って袋の裏をよく読むと、驚愕の事実が判明。
「240mlのお湯に対して、茶葉は大さじ4」![]()
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……おおさじ、よん……![]()
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これまで私の頭の中にあったのは、昔テレビCMで見たあのフレーズ。
One for me, one for you, one for the pot.
(紅茶の「人数分+ポットに1スプーン」の法則)
緑茶だろうが何だろうがこの法則を信じ込み、急須いっぱいのお湯に対してティースプーン2杯しか入れていませんでした(湯の量はこの法則にもあってないし・・・笑)。
そりゃ薄いわ!!
今まで「家で飲むお茶なんて色がついてりゃOK」スタイルで生きてきましたが、まさか茶葉の量でこんなにカルチャーショックを受けるとは。
還暦を過ぎても、人生まだまだ知らないことが多すぎる私です。
そして、翌日以降「大さじ4」の贅沢な淹れ方で、極上のほうじ茶は説明通りの分量で入れたところ、濃い!香りも濃い!
濃いのが苦手な場合は、二番煎じくらいがちょうどいい感じでした。
まだ煎茶はやっておりませんが、きちんと分量通りでまずやってみようと思います。
