猫の本能 台風が過ぎて、池のようになった田んぼに、一匹の猫がやってきた。 そいつは、抜き足差し足で田んぼの中を進む。 視線の先には、トンボがいた。 猫は、トンボを狙っていたのだ。 近づいても、トンボは飛んで逃げる。追いかけても、追いかけても捕まらない。 しばらく、追いかけていたが、飽きたのか、何処かへ行ってしまった。