『グレイトフルデッドにマーケティングを学ぶ』を読んで | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

今日は一日中雨でした。
冷たい雨。みんなは嫌いみたいだけど、この季節の雨、ボクは好きなんです。
雨音が好きって事もあるけど、この時期の雨は、ジメジメと蒸し暑くないし、真冬ほど寒くない、それに何となくロマンチックじゃありませんか?

一雨ごとに春が近づいてくるっていいますけど、個人的には花粉が飛び回らないのが、うれしいです。

「グレイトフルデッドにマーケティングを学ぶ」という本を読んでみました。
アメリカの昔のバンドが、いかにして商業的成功をしたかと言うことを通じて、自分の商売にどう生かすかが書かれた本です。
あの糸井重里さんが序文を書いていたので、気になって買ったんですが。。。

このグレイトフルデッドというバンド、実は知りませんでした。
というのも、彼らはライブバンドであり、レコードの売り上げで勝負していなかったからです。
それでも、年間5000万ドルを稼ぐというのです。
音楽業界の常識を無視した伝説のバンドと言うことです。
彼らは自分たちのコンサートを録音することを推奨し、それをコピーして配ることも認めていました。
いまでいう「フリー」「シェア」ってやつですね。
ファンが口コミ宣伝してくれて、新たなファンを開拓してくる。故に、バンドはライブでもうけていたのです。
これら即自分たちの商売に活かされるかは疑問ですが、目から鱗ですね。
これって、結局、昔の商売のやり方じゃないですか?
21世紀のビジネスモデルが、昔ながらのお得意様システムとは。

結局の所、これなんですよ。
顧客第一主義が重要なんですよ。

一頃、顧客満足(CS)が重要だと言われていました。
結局、これって数値化できないことなので、いつの間にか口にされなくなってしまったのですがね。
いまの日本企業は、コーポレートガバナンスとかの締め付けが厳しい。
商売相手ではなく、自分の会社の上司、同僚、部下の視線ばかりを気にして、顧客のことを考えていない。
平気で、「我が社の決まりで・・・」なんて台詞を商談で出してくる始末だ。
客としては、「お前の会社事情なんて知らないよ」なんだけどね。
そこが日本企業のいまいち実力を出し切れない原因なのかも知れない。

この本では、他に、「忘れられない名前にしよう」とか「隠し事はよそう」とか、「敵を仲間にしよう」とか当たり前のことが書かれている。
損して得とれって、昔の人もいっていたけど、まさにそれなんですね。
孫子の兵法でも、似たようなことが書かれていましたし、でもなぜそれが実践できないかが書かれていなかった。
もしかしたら、成功例を観ても、参考にならないのかも知れない。