主要登場キャラを再構成して、全く違うストーリーを作ってますが・・・。
今作は、原点回帰を目指し、初期マクロスと同じようなエッセンスを、現代のCG技術で再現することに力を入れていました。
例えば、三角関係、アイドル、歌、スカル小隊、ダイダロスアタック・・・・・・。
バルキリーに発進シーンも、初期とそっくりだったり、そもそもバルキリーのデザインもアーマーを取るとそっくり。
そんな原点回帰を目指しつつも、新たな要素として、学園モノのパートを入れたり、主人公を民間軍事会社にしたりと、若いファンの拡大も目指している。
ストーリーに関して劇場版では、とてもわかりやすくなってる。
宇宙支配をもくろむ悪いやつと、それを阻止する正義の味方。それと歌姫たち。
ただこの辺がよく分からなかったんだけど、なんで歌うと怪獣と心が通うの?
と、物語の根底を否定してはダメだね。
さて、ボクはTVシリーズですごく良かったと思ったのは、主人公が初陣に出る時の回。
死地へと向かう男の覚悟、それを見送る女たちという構図が、燃えたんだけど・・・。
劇場版は、そういうタメの演出がなく、なんの葛藤もなく、戦場に向かい、戦場の怖さもそれほど体感することもなく、あっさり戻ってきて・・・。
その戦闘シーンですが、圧倒的な情報量でした。
スピード感、弾丸、ビーム、ミサイル、敵、味方、爆発・・・。
マクロスプラスの終盤にも、同じような興奮を味わえたけど、今回は終始そんな感じ。
その分、今現在、何が起こっているのか、ぼうっとして来ちゃって、分からなくなるんだけど・・・。
ただラストは、よく分からなかった。
主人公は、一体何がしたかったんだろう?
映画的な演出なら、大空を舞う姿に、敵も味方も感動して、世界は平和になりましたで良いと思うんだけどね。
で、結局、ヴァジュラってなんだったの?プロトカルチャーも恐れた原因って、フォールドネットワークとかいうやつなの?
フォールドネットワークを支配すると銀河を支配できるの?
最後、どこへ消えたの?
よく分からないまま、映画は終わってしまった。
結局、「自分探し」という中二病をこじらせた感じの映画でした。