2007年、黒田硫黄原作のマンガを、松山ケンイチ主演でドラマ化された作品。
このドラマをようやく観ることができた。
わたしが行くTSUTAYAには、このドラマのDVDがこの春まで置いてなかったのだ。
春のリニューアルで、入荷されたみたいだ。
ドラマは、7色の声を持つ中学生の女の子と、ロボットアニメのオタクの青年が、いろんな事件に巻き込まれるというもの。
これだけ聞くと、コメディかな?って思ってしまうが、そうではない。
中学生の女の子の視点では、一種の成長記となっていて、青年の視点から見ると、人生訓となる二重構造のドラマになっている。
あえてジャンル分けすればファンタジーに近いかもしれない。
このドラマのヒロイン、大後寿々花が等身大の中学生を演じていて良いのだ。
どこにでも良そうな感じで、いい具合に中学生なのだ。
ちょっぴり大人びて、世間を冷めた目で見たりしながら、自分の自意識を模索して悩み、大人たちから学んでいく。
相棒の松山ケンイチは、すこしオタクを勘違いして、誇張しすぎているけど、これまた普通の青年を演じている。
つまらない大人が出てこないし、紋切り型の展開もない。説教くさくない展開がいい。
また台詞回しも絶妙だ。
さすがは木皿泉だ。
本放送中は、いろいろと事件があって、視聴率的にはふるわなかったみたい。
実際、ぼくも観ていなかった。
こんなに面白い作品だったのに。
たぶん、視聴習慣がなかったから。火曜の22時だったっけ?
土曜ドラマだったら、良い線いけたと思うんだけどね。
再放送しないかな?