日本以外全部沈没 | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

 タイトルからして、バカにしてるなぁって、
思ってました。
 もちろんこの筒井康隆さんが書いた原作が、SFの文学賞である
星雲賞を受賞していることも知ってはいたけど、観る気はなかったです。

 しかも、監督は、あのヅラ刑事の川崎実。
 ネガティブファクターだよね、これは。

 唯一と言っていい、ポジティブファクターは、主題歌を
"あの"『ミドリカワ書房』が歌っているって事だけ。

 ミドリカワ書房の最新CDのおまけDVDに本作の予告が入っていたので、
観ることになったんです。

 ほんと映画は観てみないと、分からないですね。

 元ネタの【日本沈没】のリニューアル版より、出来が良いような気がした。

 もちろん、特撮はとても21世紀の作品とは思えない、20年前の自主映画レベルだし、
役者も顔と名前が一致する人間なんて、数人しか出てないし。

 でも、これはSF映画が持っている現代社会への風刺を、的確に
描いていたよ。
 樋口版【日本沈没】は、特撮は凄かったけど、人間ドラマがなかった。
 本作は、人間ドラマを巧く描けていました。

 日本人。日本。そして、平和。
 極限状況の人間ドラマを、ユルイお笑いに混ぜて、見せてくれていました。
 
 岡田斗司夫は、「みんな、川崎実の事を、過大評価しすぎている」と
貶していましたが、今作に関して言えば、それは的はずれだと思いました。