ミドリカワ書房 | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

「ミドリカワ書房」という変った名前のアーティストのCDを借りたよ。

キッカケは、今月号の日経エンタ!の紹介記事。

メジャー所属なのに、新作アルバムをインディーズから出さねばならなくなった。
理由は、その個性的すぎる歌詞。

死刑囚の気持ちを歌った歌や、ひき逃げを加害者の立場から、歌った歌。
これらがメジャーの倫理基準に触れてしまったのだ。

この時代に発禁とは、時代錯誤も甚だしいが、わたしは、そういうヘンテコな
物が好きなので、是非とも聞いてみたいと、早速、探してみた。

問題となったCDはさすがに近所のレンタル屋には置いてなかった。残念。
仕方なく、メジャーで発表されたCD2枚を借りた。

「家族ゲーム」と「みんなのうた+α」。

曲は、とてもポップで、耳心地がいい。
歌詞はクセがあるが、過激なことは書かれていない。

劇団ひとりのネタのような一人称で語られるショートストーリーで、
これはロックだ。パンクだ。

現代の暗部を切り取っているとか、歌評にはあったが、むしろ、
現代社会をありのまま、素直に、写実的に描いていると思った。

モテナイのは顔が悪いせいだと、整形手術を受けたがる女の子の叫び。
教え子の男の子とイケない関係になろうとしている養護教諭。
借金を作って失踪した弟と歌手となって成功した兄貴の何とも心温まる絆。
ドメスティックバイオレンスから逃げた妻が、夫を恨みを募らせる歌。
両親のセックスを観てしまった男の子の歌
etc。

これら現代的なテーマを、非常にポップなサウンドで聞かせてくれる。
歌は決して上手い方ではないけど、良い味がある声。
One and Onlyなアーティスト。

すっかりファンになってしまった。

発禁になったCDもアマゾンで買えるみたいなんで、早速注文だ!