町田拳銃立てこもり事件 | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

 町田で拳銃立てこもり事件があった。
 暴力団というかテキ屋の組員が、組員をぶち殺し、自宅に立てこもったのだった。

 男は9mmのマカロフを2丁持ち、警察に向けて発砲したという。
 
 不思議なことに警官は応戦しなかった。
 人質がいたかどうか分からなかったということもあるが、撃たれたというのに、撃ち返さなかった。

 その後、SITや第七機動隊の銃器対策レンジャーが出動し、翌早朝、強行突入をした。
 容疑者は頭部を打ち抜き自殺していて、重体だという。

 どうも警視庁は、この手の籠城事件に弱い。銃器を使用した事件では、ほぼ100%失敗している。
 この手の事件の場合、人質、被疑者本人の両方が無傷でなければ、失敗だ。

 専門のネゴシエーターもいない。
 説得に、同僚のヤクザを使ってる。
 感情を逆撫でして、追い込んで、どういうつもりなんだ?

 結局、コンクリートマイクや赤外線レーダー、対人レーダー等で、被疑者の自殺を確認してから、強行突入の派手なパフォーマンスをした。
 これでマスコミは派手な絵が撮れたので、警察を批判する論調はなかった。
 また人質もなく、自殺であるから、関心も薄いのだろう。
 
 しかし、ちゃんとしたネゴシエーターがいれば、犯人は自殺せずにすんだはずだ。
 日本は遅れている。
 
 そうしたことは、結局、警察官一人ひとりの市民感覚の欠如にあるのだ。
 警察学校の学生は、一発で見抜ける。
 
 彼らは自分が異常な恰好をしていると気づいていないのだ。
 
 そんな環境で警官になった人間に普通の市民感覚、強いては、市民の心理を読み解く力を期待するのは、無理な話だ。

 結局は、ただの暴力装置、権力機関の一員でしかない。
 
 説得して、犯人を改心させるには、共感力が必要なのだ。
 いま警察に必要なのは、そういった普通の感覚だ。