下妻物語の監督の作品。
TBSで内山理名による連ドラも放送されている作品。
とにかく、映像には凝ってはいるのだが、話が悲惨すぎて、観てられなくなります。
明るく楽しく、ミュージカル調にしている点が、物語の悲劇性をより強調するんですね。
あらすじは、ある夏の日、荒川の河川敷で中年婦人の殺人死体が発見される。それは、30年前に蒸発した叔母の松子だった。
松子の遺品の整理をすることになった甥の笙は、松子の人生に興味を抱く。
松子を知る人物たちから聞く、一人の女性の転落人生の軌跡に、生きる意味とは?愛とは?という事を考えさせられるのであった。
これでもかと言うくらい、典型的な女性の転落劇が描かれる。
悲劇性の強いだめんずウォーカーですね。
男に翻弄されて、最後は殺されちゃう。なんて救いのない話なんでしょう。
自立しない女は、こんな風になってしまうんだぞと言う教訓めいてますね。
それとも女の幸せは男次第とか?
少女時代から中年になるまで、こんなにただひたすら愛を求めるキャラクターというのも、
何だか凄いね。
そして、これでもかと言うくらい、そのどれもが実らない。
不覚にも涙してしまった。
何一つ共感できることはなかったし、含蓄のあるようなシーンもセリフ無かったのに。
最後に、この映画はありきたりのエピソードを並べただけなんだけど、見せ方が面白いので、映画としては合格点だと思うんだけど、下妻物語のような爽快感がないので、観るときはかなり気合いを入れてからにした方がいいね。