頭文字DとNANA | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

 しげの秀一原作の人気マンガの実写化。
 香港、台湾、日本の合作映画。
 
 群馬県に住む高校生の藤原拓海が、愛車のトレノAE86に乗り、秋名山で走り屋たちとバトルを繰り返しながら、恋愛、友情に悩みながら成長していく青春映画。
 
 登場人物を演じているのは台湾人や香港人で、不思議な不思議な日本が描き出されている。
 一応、何人か日本人の役者が出ているが、ほんの脇役。大きな役で、鈴木杏が演じるなつきくらいか。

 それにしても、この作品は香港映画だね。日本が舞台だって思うと、違和感だらけで、困惑してしまうから。
 あとギャグが笑えないし、下品なんだよね。 
 だけど、カーアクションシーンは一級品で、実写で"溝落とし"が観られるとは。
 それだけで、原作のファンには観る価値在り。

 群馬の榛名の峠を封鎖して、ライトアップして、本来真っ暗な峠道をとても神秘的で、魅惑な世界にしている。神がいるしんでんのようにね。
 ただストーリーがイマイチだな。これが香港流の高校生の恋愛なのかしら?
 たった一つの過ちも寛容になれないモノかね?なんて、思うんだけど、まぁ原作の方でもこの恋愛が修復するのには、かなりの時間が必要だったわけで、もしかして、次回作の伏線なのかも?この監督は"インファナル・アフェア"の監督だから、最初から何部作かの構想も思っているのかもしれない。
 一応、ラストで拓海が高橋涼介のチームに入ったんで、今度はプロジェクトDの話になるのかな?
 
 『NANA』も、矢沢あい原作のマンガの実写化。 
 それにしても、原作知らないと、よく分からない。

 観ていたら、自分が昔よく行っていた地元の飲み屋が出てた。店員も。
 あそこがNANAの原作に出ていた店か。
 なんか、マンガに出てるんだぜ、みたいなことを、噂で聞いたことはあるんだけど、さすがに"NANA"とは知らなかったな。
 NANAの家から見える風景が、はめ込み合成だったのは笑える。何の意味があるんだろうか?
 原作には何か意味が込められていたんだろうか?
 あれは狛江の橋あたりから見た調布方面の風景のような気がしたんだけど。
 
 この映画は、アイドル映画だな。語るようなエモーショナルなものは、一つもない。
 がんばって商売してください。

 話自体も、ありふれたベタなラインを進んでいるんでね。
 絵のトーンをもう少し暗くした方がいいのではないか?なんて、思うところはある。疾走感に欠ける編集も、何だかなって思ってしまう。
 だいたい主人公中島美嘉って、デビューの時も似たようなドラマじゃなかったっけ?