奥多摩は雪でした。
都心でも雪が舞ったくらいですから、ことさら不思議ではありませんけど、太陽が出ていても、すごく寒かった。粉雪っていうんでしょうか、チラチラと宙を舞っていて、神秘的でした。
奥多摩周遊道路を路面凍結に気を付けながら、峰谷に降りる。
奥多摩湖の辺に来ると、山の上と比べて、暖かいので、油断してしまった。
奥の集落の音がする杉の謎が解けて、がっかりしながら青梅街道を東京方面へ。
倉戸山の駐在所の前に来たときだった。ここはヘアピンになっているので、バイクの速度を落としながら、ターンイン。右にバイクを傾ける。
そして、ターンアウト。カーブの出口立ち上がりで、アクセルオン。ところが、バイクはスーッと路面を滑ってしまい、結果、転けてしまった。
左足のすねを負傷。携帯電話大破。着衣のユニクロのエアテック製品上下はボロボロ。ただバイク本体は無傷だったので、いいか。
すぐに2名の巡査長が駆け付けてくれた。そういえばやけにパトカーが集まっていた。
大けがをしていなかったのと、バイクが無傷だったので、事故報告はしないことにした。しつこいくらいその点だけを確認された。私としては、絆創膏でも持ってきてもらいたかった。まぁ、いい警官の口か。
路面が黒くなっているところは凍結しているから、バイクは気を付けてと、アドヴァイスをもらった。
ま、経験則からその事実は知ったところなんだけど。
走り出して、大麦代の駐車場のカーブにPCと警官が立っていた。
観ると大型バイクがひしゃげて、ガードレールにぶつかっていた。
警官は、両手を地面に向けて上下するジェスチャーをした。速度を落とせということだ。
なるほど事故で警官が集まっていたのか。
大麦代の駐車場で、外れかけていたカウルをはめ込み、その他チェックをした。
問題ないようなので、日没前に山を下りたかった。
観ると気温が2度だった。
それでもそれまで零下1度の世界にいた人間にとっては、2度でも暖かいと思ってしまう。それが油断につながったのだ。
気を引き締めて、411号線を走る。
走り慣れた道だが、転けたばかりで、路面凍結を始めている道なので、いつも以上に慎重に走る。
何とか山を下りて来られた。
いつもの通り、羽村堰を通って奥多摩街道に入る。
ガソリンがなかったので、旧道沿いにあるJOMOで給油。
あとは問題なく、無事に家まで戻れた。
途中、左足のすねがズキズキと痛み出した。赤信号の時に、観てみるとぷくっと腫れ始めていた。
この程度で済んだことを、不幸中の幸いと思うことにしよう。