バガス再考 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
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バガス再考

 

 

この間、百均でかわったペーパータオルを発見。

 

「バガス」とは、さとうきびから砂糖を作る過程で生まれる廃棄物のことです。より具体的には、砂糖の元となる糖汁をさとうきびから絞った後に残る、茎や葉などの残渣を「バガス」と言います。


さとうきびは、世界70か国以上で生産されている作物です。生産量は世界で約19億トン(2019年度)であり、約8億トンである米の倍以上の生産量を誇ります。


そのため、さとうきびの残渣である「バガス」も毎年約1億トン以上発生しているのです。発生したバガスは、主にボイラー燃料、業堆肥として活用されていますが、余剰分は廃棄されています。

バガスは木材に比べて柔らかいことが特徴です。
そのため、紙の基となるパルプ製造時に木材よりも少ないエネルギーで済みます。


また、バガスを活用した紙や容器は自然由来の原料で作られます。そのため、微生物による分解が可能で、仮にゴミとして自然界に流出しても、自然に土に還ることができるのです。