監視国家 ライポンF(ライポンエフ) | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

In war, truth is the first casualty.

(戦争の最初の犠牲者は真実である)

 

アイスキュロスの言葉とされているもの

 

 

高野文子さんの「絶対安全剃刀」がシュールでいい感じだ。

現役漫画家です。

超寡作だけどね。

 

 

 

 

昔、確か、「御婦人衛生図鑑」(タイトルうろ)ってのがあったと思うんだけど。

作者も誰だったかな。

画風は高野文子に似ている気がするんだけど。

毎回「まんこ」とか「ちんぽ」とかって単語がもろに出ていて(笑)、記憶が定かではないんだが、ヤンサンかなんかで読んで大爆笑していた気がする。

 

あれ、遊人「エンジェル」とか、作者忘れたけど「限界にエクスタシー」とかが載っていたのと同じころだった。

1989、90年とかか?

 

 

ライポンF(ライポンエフ)

 

ライオン油脂(現・ライオン)が開発した、世界で初めての野菜果物・食器洗い専用の台所用非液体洗剤

台所用と洗濯用と業務用があったという。

食器洗い専用の台所用非液体洗剤は許すとして、野菜果物...ってなんやねん。

お米を洗剤で洗うという都市伝説が多々あるのも、あながちこういうものに起因して、現代にたどり着いているのではなかろうか。

 

現在はライオンハイジーンより業務用厨房用洗浄剤(食器・野菜用洗剤)として、粉末タイプと液体タイプが販売されている。

まだあるんですね。

 

1950年、工業用洗浄剤として、「ライポンF103」「ライポンP105」発売開始。

FはフレークPはペースト剤形を表していた

 

1951年、日本初の鉱油系家庭用合成洗剤として「ライポン」発売開始。

化学繊維の洗濯の他、食器洗いにも適する多目的洗剤であった。

洗剤と食器洗剤、食品洗剤が同一なんて(笑)。

合理的すぎるというか、めちゃくちゃやんけ!

 

他社の先行商品には、高級アルコール系の「モノゲン」(第一工業製薬)、「エキセリン」(花王石鹸)などがあった[

 

1956年5月、厚生省(現・厚生労働省)環境衛生部より、寄生虫による健康被害対策として、食器や野菜・果物類の洗浄に使用できる洗剤の開発の要望を受け同年8月に、日本食品衛生協会の推奨第1号品としてフレーク状の洗剤発売。

 

1959年、「液体ライポンF」発売。

 

1961年、住居用洗剤「リビンライポンF」発売。

 

1962年9月20日東京都北区で粉末タイプの「ライポンF」を溶いたものを誤飲した男性が2時間後に死亡。

妻が粉ミルクと誤って調合したものを子供が嫌がったため、試しにひと口飲んだことが原因であった

 

1960年代末、(上記の死亡事件の影響かどうかは不明だが)一般家庭向け商品の販売終了。

以降は業務用のみ発売

 

 

 

監視国家

 

世界の「人口1000人あたりの監視カメラの数ランキング」が海外掲示板redditで公開され、興味深いと話題になっている。

 

「監視カメラ都市ランキング」圧倒的差でトップとなった中国・重慶

人口1,535万人に対し、監視カメラ台数は257万台。

人口1,000人あたりの監視カメラ台数は168台。

 

監視国家と呼ばれる中国。

 

率先して監視カメラの導入を進めていることから、中国の都市が1位であることにそれほど違和感はない。

 

さらにいうと、このランキングトップ5を中国都市が独占し、トップ10のうち8つが中国の都市であることも驚くことではないだろう。

 

2位の深セン市人口1,212万人に対し、監視カメラは192万台。

人口1,000人あたりでは159台

 

以下、

3位上海(人口1,000人あたり113台)

4位天津(92台)

5位済南(73台)

6位英ロンドン(68台)

7位武漢(60台)

8位広州(52台)

9位北京(39台)

10位米アトランタ(15台)

 

ちなみに日本はというと、東京(0.65台)、北九州(0.21台)の2都市だけが、上位100都市にランクインを果たしている。

防犯カメラ多すぎる気がしないけど。

もっと増やせと思う(笑)。

あ、それはあかんか?