小野武彦さん、徳吉功刑事 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

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基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
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小野武彦さん、ナイス

相棒が一回りして寺脇さんとは。

斜め上をいかれたな。

 

大都会シリーズに出ていた「坊さん刑事」役の小野武彦さん、60年代より名バイプレーヤーとして有名だったが、晩年は踊る大捜査線でのスリーアミーゴズの一人として有名になったりした。

 

三谷幸喜作品の常連である。

平泉成さんの物まねが抜群にうまかったりする。

 

実に手堅く、堅実な俳優だと思う。

 

大都会パート2での松田優作との絡みとか、絶妙。

 

 

 

 

 

 

 

 

徳吉功刑事といえば松田優作。

大都会パート2である。

もう優作パワー全開作品で、これ見たさにHuluの14日間フリープランに入ってしまい、ついてはそれ以降も月々1,025円を払い、色んなものを見まくっている次第。

DVDボックスをもっているにもかかわらず、「探偵物語」をすべて見たり(笑)。

何やってんだか。

 

 

「俺をタダの刑事だと思うなよ!ヤクザからスカウトされてんだぜ」

「あんた、もしかして、平泉、サン?」

「デカなんてやめてやるよ、覚えてろよ、手、煩わしてやるからな」

「おい、キンモリ」

「トコヤマサン」

「おい、義経!」

 

もう、名言のオンパレードだ。どれが演技で、どれがアドリブなのか、よくわからない。

 

徳吉刑事はジーパンと中野祐二を足して二で割ったところに工藤俊作を少しだけ足した感じ。

これがまた、抜群にかっこいいのだ。

本当にすべて持ってゆくよな、優作は。

だから、今でも大好きでやまないのである。

そしていないことがこの上なく切ない。

 

俺もいつか、もうそう遠くないいつか、あなたのいる遠い街へと行くからね。