チャコの海岸物語、NUDE MAN、綺麗、ニコラ・ド・スタール | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

 

FIVE ROCK SHOW後、なんとなくトーンダウンしたサザン。このまんま消えるのかなと思いきや、満を辞して「シャ・ラ・ラ」発売。

夏には「ステレオ太陽族」発売。

名曲ぞろいなのだが、ぱっとしない。

ここまでかサザンと、正直思った。

 

そして1982年。

「チャコの海岸物語」。

なんともお手軽なこの曲が予想に反して大ヒット。

見事に復活したわけだ。

 

そして恒例の夏アルバム「ヌードマン」。

「シングル「匂艶The Night Club」も、地味に名曲。

 

さらに1983年、夏のサザンとして定着した感のある恒例の新譜、「綺麗」。

アナログシンセやコンピューターを取り入れたサウンドが、今となっては懐かしい。

MC-4は「人気者で行こう」から取り入れたようで、このアルバムでは微妙。

 

こうしてサザンは安定期へと突入。

「KAMAKURA」でピークを迎えるわけだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ニコラ・ド・スタールの絵が癒してくれている。

何気なく壁紙にしていただけなのだが、実は誰の絵なのかも全く知らなかった。

ただ寂しい、シンプルな感じがすこぶる心地よく、ずっと使っていただけだが。

最近作者を知った次第。

 

ロシア出身でポーランドに亡命したこともあるそうだ。

なんか、作品内に、かなり波乱万丈っぽい、自己の人生が反映されていそうな気がする。

そういう人だからこその、この抽象画、なのかも。

 

今日もまた、エンドレスパワハラ村社会の中で、息を潜めながら、スタールに癒されている。

 

うら寂しい心の内が、寂しい絵を見て、同調し、寂寥感に癒されている、ということだろう。

 

 

Vaundyの心地よい音楽も、自分の癒しの必須アイテムだ。