忘備録 北の国から3 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

92巣立ち

 

 

前編と後編2夜連続。

タマコと出会い、童貞喪失、SEXに溺れる、妊娠、堕胎。

裕木奈江が遊び相手、横山みゆきが微妙ながら本命、リアル彼女が宮沢りえ、嫁さんが内田有紀って。

純、お前ってやつは。

 

とりあえず謝ればなんとかなる」お詫びにカボチャを持って上京する五郎。

軽い。軽すぎる。

 

 

 

 

精一杯の償いがドテカボチャ×約8~9個..って

純朴な気持ちはわかる。わかるが、相手に取ったら馬鹿にされたように感じるだろう。

無銭飲食しちゃった、ガラスを割った、オカマした...んじゃないんだからね。

遊びで付き合ってやっちまい、避妊もしないでナマで中出し、妊娠ですよ、堕胎ですよ。

 

誠意って何かね?」。

文太さんのこの言葉は当然だ。

やさしくこの言葉を五郎に突きつける文太さん。大きい。

 

 

富良野に帰った五郎は、タマコの父親に誠意をみせるため、丸太小屋を作るための丸太をすべて売却する。

拾った石で家を作ることにする。

 

そしてどことなくぎこちなく、親子三人集結。

 

ラストは吹雪の中雪に埋まり絶対絶命な五郎。

な、なんと、五郎は自力で生還する。

 

蛍は結局札幌へ。純は富良野へと帰ってくることに。

 

五郎の「やるなら今しかねぇ~!」熱唱のシーンがツボ。

西新宿の親父の歌。

 

長渕剛をナガミゾツヨシいう、オチャめな五郎。

「ヨコミゾセイシ」も入ってますよね。

「金田一耕助の冒険」で等々力警部を演じていましたね。

 


95秘密

 

れいちゃんと別れ、AVに出演していたというシュウの過去を、純が悩みながらも受け入れていく。

 

1.れいが結婚式を挙げた教会(ニドム 石彩の教会 森の教会)は、ドラマ嬢は札幌だったが、苫小牧にあるという。

駆けつけた純は木陰かられいの姿を見つめる。

ダスティンホフマンにはなれなかった

ますだおかだの増田もここで挙式されたらしい。

 

 

 

 

2.五郎シュウの温泉入浴シーンの美しさ

霜が付いたりえの髪のリアル感。天女みたいだ。

 

 

 

 

3.三時間喫茶店で純を待つシュウ

携帯がない時代特有なシーン。

いまならLINEでなんの問題なく完結。

ドラマ自体がソフトに月9化してる気がした。

 

 

95年Windowsが販売された年。色んなものが時代が便利になるにつれて、いろいろな貴重なものがどんどん消えてゆくターニングポイントだった
 

 


98時代

 

 

 

 

笠松正吉に尽きる。

オオハンゴウソウを必死で集める正吉。

蛍に、幼いころからの思いをちゃんと伝えてプロポーズする正吉。

北の国からを通じて、欠かせないキーマンなのである。

 

正吉役の中沢佳仁はもうずっと前から役者を廃業していて、「北の国から」の時だけ役者の仕事をしていただけらしい

確か内装工事職人か何かだと、いいともに出た田中さんが語っていた。

上司だったか社長だったか、北の国からの大ファンで、その時だけ仕事を休んで、役者として出ることを、特別に許可していたという。

ちなみにそのいいともに田中さんが出たときに、彼は漆塗りの電報を送っていた。漆塗りって、すごいな。

 

会社概要|有限会社清水経師店 (kensetumap.com)

 

 

 

もう徹頭徹尾、正吉と蛍の回だったと思うし、スペシャルの中で一番好きである。

さらに、撮影中、ドラマの中の蛍と同じように、中島朋子もまた現実に妊娠していた

奇跡が奇跡を呼んだというか、不思議なめぐりあわせである。