駅のホームが苦手だと以前書いたが、治らない、今も。
なぜかというと、電車が来たところで誰かに突き落とされる(又は誰かに腕をふん掴まれて線路に落ちて、電車に引かれる)のではないかとゾクゾクするからだ。
だから自分の立っているホームに電車が入ってくると言うアナウンスを受けると、後ろに立っている人(または接近してくる人)がいないか周りを威嚇しながら、反対線路側に寄ることは日課だ。
駅にいるときのあなたは、概ね、いつも顔が険しい...と言われたことがあるが、自分でもそう思う(笑)。
先日のザンビアと日本のサッカーフレンドリーマッチを見ていて思ったが、柿谷のワントップは間違いじゃなかろうか?
間違いというのは、場面を間違えているのではということである。
どうも窮屈そうにプレイしている気がする。
あまり動き回らず、敵の最終ラインを上げさせないことを、何度となく指示されていたように見えたのだ。
本人もここ何試合もの間ずっと、かなり困惑し続けている気がする。
自分は思うに、柿谷が最大限活きるのはやはり堅守カウンター狙いの状況だと思うのだ。
1点リードしているときとかの。
ボールをキープさせたくないときに繰り出す彼の個人技は強烈だと思うし、効果的かなと。
だから、どうもポストというタイプでもないし、大久保や岡崎みたく、常に裏を狙うタイプとかともチョッと違う柿谷は交代のキーマンの一人かなと思う。
スタメンではチョッとどうだろうかな、と。
ところで、ザッケローニの実現したいサッカーに一番向いているワントップは明らかに大迫だろう。
ポストもうまいし、あまり動かずセンターでどっしりと構えるタイプだからだ。
ザックのオーダーを過不足なく満たしている。
一方、大久保は、遠藤共々、重要な交代のキーマンタイプだと思う。
彼の存在感は見事で、本田も香川も常に彼を見ている。
要するに、香川と本田が前を向く状況をいかにして作るかということがまず第一のポイントであり、そうなったときに、一番相手が嫌がるワントップは大久保だと思う。
また、もっともゴール奪取の可能性が高いのも大久保に他ならない。
点を取らなければいけない状況で大久保が入るというのが一番効果的に思う。
密集地帯では大久保のトリッキーな動きが一番風穴を開けやすく感じるしね。
となれば必然的にワントップのスタメンは大迫がいいと思うのだが。
大久保、遠藤、柿谷は状況に応じて投入される交代要員…ではダメなのだろうか?
大久保のワントップ前提で書いているが、そもそも大久保は右サイドに最適任の選手だと思うのだ。
岡崎のいる位置である。
となれば、岡崎のワントップ、大久保右サイドも、ありだと思う。
が、今からそれを試すことは、さすがにしないだろう。
つまり、岡崎と大久保のコンビはもっと前に試しておいても損はなかったということだ。
それを考えると、大久保の招集時期はやや遅かったという気がするし、それは否めないと思う。
成功しているときに新しいことを試すのは勇気がいる。
だが、コンビネーションをいろいろ試すということに無駄はないのでは。
コンビという点ではセンターバックについてもそうだ。
センターバックは森重と吉田のコンビがいいと思う。
吉田についてもセンターよりサイドでのほうがなんかのびのびやっている気もする。
まあ、攻撃力というか突破力云々についてはいささか疑問が残るので、センターバックが適任だと思うが。
吉田と長友を足して2で割ったサイドバックがいれば問題はないのだろう(笑)。
サイドバックは、なぜか人材豊富だしね、皮肉にも。
今野は、人材不足ということもありセンターバックで起用され続けてきたが、やはり本来的にはボランチとかサイドハーフ、もしくはサイドバックタイプだと思う。
守備にはある程度目を瞑るサッカーだそうだが、さすがに本大会ではたった1点の重みが違うし、防げた失点が致命傷になりかねない。
個人的には、以前のイランみたいな、3点取られたら4点取り返し、5点取られたら6点ぶち込むサッカーも面白いとは思うけど。
兎にも角にも、攻撃的なサッカーを標榜できるまでには、一応なったんだよね?日本チームは。
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