時々コンビニで買い物をすると、レジでなぜかくじを引かされてしまうことがある。
キャンペーン期間なんだろうが、アレが兎に角ニガテだ。
二枚引いてくださいと言われて三枚引いてしまったり、指先が不器用なのである。
年老いると指先に油分が減退してモノがつまみにくくなったり、滑り落としてしまったり、レジ袋がうまく広げられなかったりということが多々あるらしい。
いや他人事ではなく多々ある。
ベースを弾いていてもグリッサンドが途中で止まってしまったりもある。
要するに潤滑不足な指先になるんだなぁ。
この現象の象徴が自分的には「レジでのくじ」なのだ。
で、そうやってドギマギしながら引いて何か当たったためしはまったくなく、応募券ばかりなのだ。
要するにハズレだ。
くじ運もまたない。
最低である。
拒否権もあるのだろうからできれば辞退したいものである。
で、先日生まれて初めてレトルトカレーが当たってからというもの、ちょこちょこ割引権とかジュースとかが当たり出したのだ。
突然、なだれをうったようにだ。
今まで溜まりに溜まっていたマグマの噴出である!
こんなところでツキを使いたくないと思いつつ、二枚と四枚を間違えて引こうが、なんであろうが、その妙なスリルに少しハマってしまっている自分が小市民的でイトオシイ。