※めちゃ長いです

料理人や職人の世界と

私の偏見とかも混じってるかもしれない、

でも実際に体験して私が感じたことです

 

 

 

 

急に思い出した

 

わたし、中学生の頃に

板前に憧れてたんだ

 

 

今働いている職場で

全く経験したことのない業界で

毎回出勤するたびに

はてなが浮かぶ

 

 

家に帰って

ゆっくり身体を労わってるとき、

 

なんで飲食から離れて

今の職場を選んだのか

 

福利厚生や職場の雰囲気はすごく良いけれど

どこかもやもやするのは

なぜなのか

 

ぼんやりと考えていたら

思い出した

 

 

 

 

高校は「みんなが行くから」という理由で

なんとなく進学したけれど

ほんとは中学卒業して

料理人になりたかった

 

でも学歴が無いのは怖いし

親に言い出せなかった

 

 

その頃の私は

家では親の顔色を窺い

学校ではいじめられていて

常に他人の動向におびえてばかりだった

 

習い事もしてなかったから

どこにも居場所がなかった

 

唯一お母さんの実家の

ばあちゃんは暖かく出迎えてくれてたけど

じいちゃんとばあちゃんのやり取りは

昔ながらの亭主関白だった

 

 

高校の先生に

卒業したら料理人になりたいんだけど

どう思いますか?

って聞いた時があったんだ

 

もう自分では諦めモードで

どうせこんな自分だから

かっこいい料理人にはなれないだろう、

なんて謎に思ってた

 

そういう気持ちって伝わるよね

 

案の定先生には

難しいと思うよ、って言われた

女の子には体力の面で厳しいんじゃないか、

ともっともらしい理由まで付けて。

 

 

それを聞いて

あぁ、やっぱり。なんて

無理矢理自分を納得させようとしたんだ。その時。

 

とっさに思ってしまうくらいに

私は自己卑下が強くて

自分に自信なんて持てなかった

 

育ってきた環境がもう自信を持てるようなところじゃなかったし

自分は自分でいていい、と思っていい世界があることも

全く知らなかった

 

 

 

 

料理人、

 

コックでもパティシエでもなく

特に和食の板前に憧れたのは

 

テレビかなんかの影響かもしれない

もう覚えていないんだけど

 

でも職人の世界が

とてもかっこよく見えたのは覚えてる

 

 

自分に自信があって

頑固とも言えるこだわりを持って

 

プライド、よりも「矜持」と表したい

そんな芯があって

 

自分の城を築いてる

 

 

そんな姿に

憧れて、かっこいいと思ったんだった

 

 

 

それを意識していたのかは知らないけど

初めてバイトしたのも飲食だった

 

焼き肉屋の、ホールスタッフ

仕事内容は接客なんだけど

飲食業界に身を置けることが

なんだかすごく嬉しかったんだ

 

 

 

そこから転々として

結局板前になれたのはたった一ヶ月。

 

一ヶ月だよ?

短すぎない?

 

 

ずーっと自分が私に批判してくる

 

お前、あんだけ憧れていた世界に

足を踏み入れて

たった一ヶ月で辞めんのか?と。

 

 

どこかで諦めてた

どうせ自分には無理だ、

こんな根性なしで逃げ癖のある私には

料理人の世界は厳しいんだと

 

 

言い訳なんだけどね、すべて

 

 

 

何に怯えていたのかは

未だに分からない

 

夢を叶えることが怖かったのかもしれない

 

ちょうどその時

心のことに興味を持って

ある人にハマっていたから

せっかくなれる板前へのチャンスを

自ら壊したんだ

 

 

長時間労働が当たり前で

年功序列、

そして暗黙の空気が垂れ込める職場で

見習いからスタート、

大抵は皿洗いとまかないづくりから開始して

新人は誰よりも早く出勤し

誰よりも遅く退勤する

 

休憩らしい休憩はなくて

ずっと立ち仕事

 

そんなのが当たり前の業界

女だからと関係なく

左利きは右手に矯正させられる

 

そんな世界

 

 

 

でも、憧れてた

すごくかっこいいと思ってた

 

キラキラ輝いて見えた職人の世界は

現実に目の当たりにすると

不憫に思えた

 

 

見方が変わったのもあるけれど

男社会で縦社会

暗黙の了解が多いのは

自分の立ち位置を奪われないようにするため、

 

立場とか肩書きに誇りを持つような

群れを成す社会で生きる

男性中心の考え

 

矜持を持って頑固なこだわりを発揮するのは

柔軟性がなく周りが見えていない状態

 

 

憧れた部分は

良く言えばいくらでも言えるけれど

悪く言うことも簡単だった

 

 

 

なんだかそれで諦めちゃったんだ

うそ、ほんとは

まだ未練を持ってるくせにね

 

私に職人気質があることは知ってる

一つのことにこだわりたいことも。

 

だからそういう働き方が合ってるのは

分かるんだけど

 

でも気分屋でもある

感情の揺れ動きが激しくて

すぐ他人に影響を受けて

自分の意見なんてコロコロ変わることも

それで取る行動が変わることも

しょっちゅうある

 

そんな自分に

いちばん私が振り回されてきたから

だからいまこうして

 

全く関係ない業界で働いてる

 

 

憧れを遂行するよりも

日々変わる自分の機嫌に振り回されないようにすることを

優先した結果、

福利厚生や職場の雰囲気を重視することになってる。今。

 

 

 

 

この

幼い頃に憧れたことが

今出来ていない

そんなかっこいい大人になれていないことに対するもやもやは

どうしたらいいのか

 

考えても分からないので

これは一旦保留にします。

 

またどこかで

腑に落ちたら

それはその時言います。

 

 

長くなりましたが

ふと思い出したのでひとまずそんなところで。