私は今日、東京メトロの南北線に乗って、ドア際に立っていました。

溜池山王という駅に着いてドアが開き、数人の客が乗り降りしたところで、

ホームに発車のチャイムが流れました。

丁度その時、ホームを歩いてきた二人の中学生くらいの女の子が、

楽しくて仕方がないという感じで、その発車のチャイムに合わせて、

「チャラララララ♪ チャラララララ♪ チャラララララ ラ♪」と歌っては

「キャハハハ、キャハハハハ」と笑い転げんばかりです。

 

たしかに、軽快で、多少ユーモラスな感じもしないわけではないが、

ほんの数秒のその発車チャイムが、よほど気に入っているらしく、

半分おどけながらも、笑いが止まらない、という感じなのです。

こういうのを「箸が転がっても可笑しい年頃」と言うのでしょうね。

 

思い起こせば、まだ小学生の頃、

炬燵に入って、妹と何か話をしていて、とてもとても可笑しくて

笑いが止まらなくなり、

「あ~、可笑しい! ハハハハ、笑が止まらない、もう苦しいよ~、ハハハハ

誰か止めて~!」

などと、笑いが止まらないことが、よくあったような気がします。

大した話でもないのに、とにかく笑いが止まらない、ということが

たしかに、昔、ありました。(笑)

あの状態を「箸が転んても可笑しい年頃」と言ったのでしょうね。

 

子供の頃の、そんな笑いが止まらなかった思い出、

ありませんか?

 

今日の、日々の風景の一コマでした。