イヤなニュースを目にしてしまいました。
81歳のブリーダーの男が、もう繁殖出来なくなった小型犬を、
生きたまま袋に入れ窒息死させ殺したという記事です。
怒り心頭で、やはりこの世で一番罪深いことをするのは人間だ!という
日頃の確信を、またもや強くしてしまいました。
生まれた仔犬を売っては、利益を上げてきたくせに、
生んだ親犬に感謝するどころか、用済みになったら、餌代もかかるし、
「始末するのがブリーダーの責任」と嘯いたそうです。
人間には、本当に尊い、素晴らしい精神を宿した人間もたくさんいますが、
一方、一片の良心も持たない、罪深い、醜い人間もたくさんいますね。
あるいは、その両方を併せ持っている人間もいる。
いや、実は、私も含めて、ほとんどの人間がその両方を心の深奥に、
内在しているのかもしれない。
「人間ってなんやねん!」と、またもや頭を抱えてしまいました。
「この男こそ、その犬たちと同じような目に合わせて、始末してしまえ!」
とさえ、思ってしまいます。
この世の中では、人間だけが最も神聖不可侵の尊い存在で、
その他のすべての生き物は、人間の癒しになるか、食料になるか、
人間の道具になるかしかない存在だなどと、人間は勘違いしているのです。
イヤだ、イヤだ、
やはり、「人間って何やねん!」です。