昔、「いい歌だな~」と思いつつも、
その程度で軽く聞き流してしまっていた歌が、
近頃、この歳になって、本当に心に沁みてくるいい歌だな~と
再認識すると言うか、いや、初めて認識したと言うべきか、
そういうことが、私の中で時々起こっています。
ここ数日、私の心を捉えて離さないのが、
西城秀樹の「ブルースカイブルー」という歌。
何と言っても、阿久悠の詞が素晴らしい。
若き日の激しく燃えた心を、そしてそれを愛おしく振り返る心情を
美しく、巧みに描写した詞が素晴らしい!
そして、この美しい詩を、これしかない!というメロディーに乗せた
作曲の馬飼野康二、その曲を壮大な伴奏に編曲した藤野浩一、
素晴らしい!
そして、この歌を、他の誰がこの歌をカバーしても、
この味は出ない、出せない、西城秀樹の歌声で歌い上げていて
素晴らしい!
聴けば聴くほど、かつて、若き日の自分にも、
そのようなことがあったような、なかったような、いや、あったような、、
どっちやねん!(^^;)
いやいや、本当に、歌詞とメロディーと歌声、すべてが一体となって
人の心の溢れる思いを歌い上げた、完成された名曲だと思います。
1978年に出された曲だそうなので、46年も前の曲ですね。
半世紀近くも過ぎて、今さらながら、こんなに感動するとは!
本当にいろいろ気付くのが遅いケイケイです。(^^;)