今日は、東京都日野市に行くことがあったので、久しぶりに、新選組の記念館へ行ってきました。
日野市と言えば、あの新選組の中核となった、近藤勇、土方歳三、沖田総司などが試衛館道場で、天然理心流の剣術を磨いていた、新選組のふるさとですね。
入り口を入るとすぐ脇に、なんと、私が最も敬愛する土方歳三と並んで写真が撮れるようにセットされていました。それも新選組の羽織と刀まで用意してありました。
これは撮らねばなるまい、と、早速ツーショットの記念写真を自撮りで撮ろうと悪戦苦闘していると、受付の女性が「お撮りしましょうか」と声をかけて下さり、この写真が撮れたというわけです。たまたま他に客がいなかったので、ご親切に撮ってくれましたが、普段はそのようなことはしてくれないようです。
笑わないでくだされよ、(^^;)
これがその写真です。↓
戦いの場や、新選組の隊内に於いては「鬼の副長」と恐れられたように、勇猛果敢でありながら、どこかに日野の田舎の純朴な青年という雰囲気もあり、また自らの生き様に、男の美学を持っていたような、実に魅力的な男なのです。
いや、カラー写真の、にやけた男のことではありませんよ。💦
セピア色の、どこかニヒルな微笑みを浮かべている男のことですよ!
(わかってますよね~、すみません)
土方歳三の残した言葉に、私の心に強烈に残っているものがあります。
「梅の花 一輪咲いても 梅は梅」
梅は、桜のように密集して絢爛豪華に咲き誇ることはなく、
どちらかと言えば少し地味に、寒風の中に、しかし健気に美しく咲いているイメージですね。それを自分に投影して詠っているように思えるのです。
最後はたった一騎で、討幕軍に突っ込んで討ち死にするのですから、男の美学としか
思えません。
と、知ったようなことを言ってますが、私の中での土方歳三の人物像、新選組のこと、沖田総司のこと、近藤勇のこと、すべては司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んで出来上がったイメージなのですけどね。学生時代に何度も読んで、すっかり土方歳三に心酔してしまったものでした。
というわけで、今日は、まるで歳三ファンのミーちゃんハーちゃんのように、
衣装まで羽織って刀を手にして、記念写真を撮ってご満悦のケイケイ爺で
ございました。
やっぱり笑って下され。(笑)
以上、本日の「一日一笑」でした。(^▽^)