こんにちは、トライズポイントオートワークスです。
今日は、ローバーミニのブレーキオイルリザーバータンク部の修理をご紹介します。
写真の車両は、記事の内容とは関係ございません。
1989年式以降のローバーミニには、ブレーキマスターシリンダーにマスターバック(ブレーキ倍力装置)が取り付けられています。
今回ご入庫いただいたミニにもマスターバックがついております。
先日、クラッチレリーズ編でご紹介したお客様ですが、ブレーキオイルに減りが見られたため点検をしたところ、ブレーキオイルのリザーバータンク下にブレーキオイルが漏れた形跡がありました。(写真青〇部)
マスターシリンダーからマスターバックへの流入や、ディスクキャリパー、ホイールシリンダー、プロポーショニングバルブ,
配管等は、それぞれ異常がありませんでした。
今回は、リザーバータンクとマスターシリンダーとの接合部、グロメットの交換です。
早速、マスターシリンダーからリザーバータンクを外します。
手前、奥側と2か所ブレーキオイルの取り込み用穴があります。
接合面を研磨しますが、内部に異物が入り込まないよう慎重に行う必要があります。
リザーバータンクも、内部、外部を洗浄し充分に乾燥させます。
グロメットを2個とも新品に交換します。
慎重に組み上げた後に、シリンダー内のエア抜きを兼ねてブレーキオイルを交換します。
これで暫くは、ブレーキオイルが減ることもなく、漏れたオイルでフレームの塗装が傷むこともなくなります。
当店では、ローバーミニの整備や車検、チューニング、ドレスアップ等のご相談にお答えしています。
関東運輸局認証工場
トライズポイント・オートワークス
群馬県太田市新田木崎町1545-2
TEL:0276-61-3151
FAX:0276-61-3173
毎週月曜日/第三日曜日定休(第三日月は連休となります)