ドゥカティ 900ss DUCATI ドカティ | trides-point-autoworks トライズポイント オートワークス    ☆ローバーミニ・欧州車・旧車 整備 アウトドア☆

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こんにちは、トライズポイントオートワークスです。

 

今日は、バイクのお話。

当店に在庫販売中のDucati(ドゥカティ)900ssの整備です。

(これは、過去に整備を行った内容を今回記事にしたものです)

1991年式、その名もスーパースポーツ(SuperSports)、憧れていた人も多いのではないでしょうか?

赤いボディーとフルカウル、原色が似合うドカティには定番のカラーです。

 

エンジンはL型2気筒の独特な構造(V型と似ていますが構造的に相違点が多いです)で、エンジンを始動すると独特なサウンドを響かせてくれます。

 

----タイミングベルトを交換します----

ん?バイクにタイミングベルト?と思われる方も多いと思いますが、このバイク四輪車(以下:車)のようにカムシャフトの駆動をタイミングベルトで行っています。それも2万キロに一回交換するよう指定されています。

古いドカティはギヤ駆動/最近のはチェーン駆動ですのでこの限りではありません。

車オーナーの皆さんは、-10万キロ走ったらタイミングベルトを交換する―というのはご存じの方も多いと思います。10万キロ走ったらタイミングベルトを交換するのに費用が掛かるため、買い替えという一つの指標になっていましたよね。

最近のクルマはベルトではなくチェーン駆動が主流になりましたので、10万キロ越えても乗り続けることができるようになりましたが。(チェーンを交換しないことを前提とした構造の為、チェーンが伸びたりしますと修理に結構な費用が掛かってしまします・・・・・一部の車種は良く伸びます 涙)

おっと、話が横道にそれました。本題に戻します。

 

 

写真は、タイミングベルトを外した後に撮影しました。すいません。

ベルトテンショナーやアイドラー、オイルシールも交換します。

アイドラーに関しては、取り外しが大変でした。単にボルトが緩まないだけなのですが。

写真中央に見える丸棒を2面フラットにしたようなものがボルトです。普通の六角頭にしてくれればいいのですが・・・・いろいろ工具を試しましたが、結局ヒートガンで加熱して巨大なモンキ-レンチで何とか取り外すことができました。

ここまでくれば、車と同じですので順序良く組み立てていきます。

L型2気筒ですので、同じことを2回繰り返すようなものです。

 

ベルトの張りは、ベルトの指定部分を指で弾き、周波数測定器で弾いた時の音を測定して調整するのですが、スマホ用の周波数測定器アプリでは図ることができませんでした。(まるで弦楽器のチューニングですよね)

もう一つの方法としてバネばかりを使って張りを調整する方法があるのですが、私は安価なそちらの方法で張りを調整しています。

 

----フロントフォークなどの足回りも、整備します----

フロントフォークはショウワ製の倒立フォークなので、オイルシール類は国産バイクと共用です。頑張ってネットで調べると純正の高いオイルシールを買わなくても国産用で修理出来ます。

 

ステアリングステムのベアリングも交換です。

最初に試乗したときに車体の安定性に違和感がありましたので、迷わず交換します。

ベアリングはこんな感じで摩耗が進んでいました。

もちろん新品に交換します。

新しいベアリングを組み込んでいきます。

せっかくここまで分解整備しましたので、アクスルシャフトのベアリングやオイルシールも交換します。

 

 

試走に出かけました。

隣に写っているブルーのバイクは息子所有のヤマハYZF-R1です。

 

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