イノベーションとは技術的なアプローチであると同時に社会的なアプローチでもある
多分 ドラッカーもそんなこと言っていた
自分の事を「技術者」とか「研究者」と言いたがる(割りに科学的な素養が感じられない人間) はネットに大勢いるが、イノベーションは一部のテクノクラートが起こすのではなく 組織が起こすものである、その辺がわかっていない人間は本物の「技術者」「研究者」かは疑わしい

例えば紙や筆記用具、文字は紀元前からあるが、「記録をし、一定の法則性を見つけ、アウトプットする」という行為は近代に入るまで行われなかった。
これが統計学、さらに後にはオペレーションズリサーチに繋がって行く訳だが、(コンピューター等を除き)そこには爆発的な技術の変化は見られない、あるのは組織と社会の変化である

例えば ナイチンゲール 彼女の功績は「医療に統計学を用いた事」である
不衛生な環境では死亡率が上がる、このデータは衛生環境の向上が新薬開発に匹敵する効果をもたらす
えっ、当たり前?顕微鏡が開発され細菌やウイルスへの研究が進む、19世紀終わりまで「何故不衛生がいけないか」の合理的な理由付けが出来なかったんだ

逆の事例もある
インターネットだ
インターネットが軍事技術なのは有名なんだが、考えてみれば 変な話だ
冷戦終結後 軍事予算を6割程度まで減らされた90年代のアメリカで何故インターネットが花開いたのだろうか(本来は軍事技術への投資が多い80年代の方が技術は進むはず)
答えは、「技術が民間へ開放された」から
冷戦期はインターネットが有用な技術である程 軍が独占する、当たり前の話だ(軍事技術をペラペラ漏らす訳がない)
しかし 冷戦終結で技術が民間へ開放された結果 民間での利用拡大がインフラ整備となり 社会の変革が技術の進歩を後押しした。

何が言いたいか、単なるテクノクラートのみならず 社会全体の変革がイノベーションであるという事だ
例えば 都市と地方の最大の格差要因は情報である、人が情報である以上 人が集まれば情報があつまり情報が金になる、金に引かれて人が集まる 訳だ
(ありふれた技術の)インターネットで情報の取扱を出来れば地方にいながらに世界とのアクセスができ資金が地域に流れる、これをしているのがNCネットワークだったり
まぁイノベーションの種は案外身近ぐらいでたのまぁ
国債を巡る話に 世代間格差の問題がある
早い話が ボンクラの先祖の浪費のツケ(国の借金=国債)を子孫が払う というモノ
まぁ考えてみれば変な話で 我等が子孫は国の債務を相続すると同時に国の債権も相続している訳である、まぁうちにもちっとばかし国債あるんだけどね

この場合 キャッシュフローの移転は 未来の納税者→未来のランティエ となるわけで 別に過去と未来に格差がある訳ではない

では 将来的に少なくなる子孫の事を考えずに国債を刷れるのか?といえばさにあらず

国の手元にあるお金、まぁ予算 には制約がある
その中で色々やりくりする訳だが 早い話 国債が増えすぎると利払が増えて 他の事に使えなくなる(財政の硬直化)わな

また国債の発行枠には自ずと限界がある
1つは利払、借金が増えれば利払も増える
利子が払えなくなれば まぁ「詰み」だ(ギョーカイ用語で破綻懸念先、所謂不良債権)

まぁある意味「未来の選択肢」を消費しているぐらいでたのまぁ

私は日本人が受けづいだ 最大の財産は「信用」だと思っている
何故 日本では低利で国債を捌けるのか?
「日本政府は借金を踏み倒さない」という実績、終戦後は怪しいが なんとか返済し、かつ ここ20年は極端な変動(リスク)がないことが評価されたからだと思う(vaR)
真逆なのが ナポレオン
王家の浪費と革命後のゴタゴタでしょっちゅうデフォルトしていたせいで リスクプレミアムが高金利になり 財政難→借金→高金利→財政難 の無限地獄になりました
まぁイギリスが議会制によるディスクロージャーで低利で借りれのとの違いですな
ツイッター風にいろいろ書き込んでいきます
携帯の不都合等によりしばらくおやすみします
非ケインズ効果って何?

不景気の環境下にあっては、通常 財政拡大と減税を行います
この時 当然おアシが出る(財政赤字)訳ですが これは主に国債等でなんとかします。

ま 結論から書きます、国債の償還を仮に税収から賄おうとすれば(中立命題) 将来的に増税が予想されるので、恒常所得仮説(人の消費活動は所得の変化に比べ平準的、例えば収入の高い年代には貯蓄を増やし、定年後に切り崩す等して消費水準を比較的安定させる考え)から見れば かえって 将来所得減少→消費抑制→不景気 という考え方

まぁ 感覚的には「将来が不安なので貯金を」ぐらいでも構いません


ただ 私は少し疑問があります
理由は日本の財政の特徴の1つに景気と非常に敏感であるという事です
一般に 消費税収入の変動幅<所得の変動幅<法人税や所得税の変動幅 といえます(少なくとも短期的には)
仮に 所得が半分になっても消費水準を半分にする事は困難であり、結果的に消費税収入は落ちにくいといえます(ただし、欧州みたいに、高級品、上級財の税率を高くすれば、不景気→高級品売れない→消費税の収入減、となるが)

逆に 法人税や所得税は景気との敏感さが強いです、法人税は 課税所得=益金-損金 ですから 益金の変化に比べて損金のソレは小さいですし(仮に売上が2倍になっても費用は2倍になるとは限らない為) また所得税は累進性があるため 好景気で所得が2倍→課税は2倍以上 という仕組みになります

つまり、仮にケインズ的な経済政策が成功し 好景気を実現した暁には 自動的な税収増(および、景気対策用の歳出の減少)が量られるため、増税(税率の増加)なしでの財政改善が期待できる という意味です。

まぁ前提があって
1)ケインズ的な政策に効果があり かつ多くの人が効果を期待していること
2)償還による将来の歳出増<将来の歳入増(+景気対策の減少)が見込める事

が言えそうです

逆に言えば通常はこの2点抜きにケインズ的な政策をうつ事は考えづらい「ハズ」です(例外は少子化対策用の子供手当や地域格差解消用の公共投資等)

何がいいたいか?あくまでも相対的だが、景気との敏感さの強い日本の財政は好景気時には高いパフォーマンスをしめすから、相対的に「可処分所得」の減少をともなうような増税は考えにくい、ぐらいの意味で
あくまでも「相対的」だが

<余談>
昔 文章をこさえて、後に「ただし」とかいたら、その部分をショートカットされ 何故が2ちゃんで ミツゴ=ドーマー信者的に いわれてしまった
ショートカットされたのは確か「アウトライアー規制等から金融機関の国債保有には制限がある(だから国債を無限に発行できるのは難しい)」って内容なんだがな
いや 別に引用時にショートカット自体は悪くはないよ(ただし私の文は、時には全文を読まないと趣旨が掴めないようになっていたりする)
でもさ 相手の主張を把握せずに信者だ どうだいうのって 酷くないか?(信者って言い方もあまりよろしくないが、オレも使うがw、人間はそんなに簡単ではない)

と 言う事で 今回の話は あくまで「相対的」という事4649! ざけた事吐かしていたら面白半分で訴訟を起こしたり、はしませんが 私から貴方へ素晴らしきカイデムパを送らせていただきます