おはようございます、Jayです。

 

 

広島カープの森下暢仁投手が昨日の試合でマダックスを達成しました。(おめでとうございます!)

「マダックス」って何?”とお思いの方が多いと思いますが、“先発投手が球数100未満で完封試合を達成する事”です。

 

皆様の英語のお勉強に役立てているようなブログを目指しているので“MLB”の英語説明も載せますね。

“A Maddux describes a start in which a pitcher tosses a complete-game shutout on fewer than 100 pitches. ”

「マダックスとは先発投手が100球未満で完封試合(相手チームに得点させない)を達成する事です。」

“Named after Hall of Famer Greg Maddux, the term was coined by baseball writer Jason Lukehart.”

「殿堂入りしたグレッグ・マダックス氏にちなんで野球ライターのジェイソン・ルークハート氏が名付けました。」

 

投手が100球未満で9回を投げ切るというのはとても大変な事で、“四球を極力出さない”などコントロールが良くないと出来ません。

そしてグレッグ・マダックス氏はコントロール(制球力)が非常に良い事で有名でした。

アメリカでも投手の制球力を表す時に“control”と言ったりしますが、実は他に“command”というものもあります。

今朝はこの野球の「コントロール・制球力」を意味する“control”と“command”の違いについてです。

 

“control”(カントゥロォ)=「ストライクゾーンに投げられる能力」

 

“command”(カマンドゥ)=「キャッチャーが構えた所に投げられる能力」

 

“control”は狙ってストライクゾーンやボールを外す事が出来る事です。

ストライクゾーンとは打者の胸から膝の高さ以内×ホームプレート(キャッチャーの前にある白い6角形の板)の空間です。

ここを通過した投球は「ストライク」と宣告されるのですが、“control”が良いピッチャーは狙ってそのストライクゾーンに投げられます。

“command”はそのストライクゾーンの中でもキャッチャーが構えた位置や自分が投げようとしている特定の場所に投げる事が出来ます。(ですので“control”よりもさらに制球力が良い)

 

私は主にサードだったのでピッチャーをやれば“control”もないでしょう。(;^ω^)

でもテニスだったらベースライン(コート最後尾の横線)に3人に対ボレーでそれぞれのフォアハンドとバックハンドに打ち返しやすいを狙って出来ます!w

 

↓こちらは先ほどご紹介したグレッグ・マダックス氏のスピードよりも制球力の大切さを話している1分ほどの動画です

 

 

“movement was more important than velocity”

「球の変化(変化球)は球の速さよりも大事」

“location was more important than velocity”

「場所(投球箇所)は球の速さよりも大事」

“the ability to change speeds was more important than speed”

「球の速さを変えられる能力(緩急をつけられる)は球の速さよりも大事」

プロ1年目で球の速さや投げたい場所に投げられる事は出来たけど、遅い球を投げる事は出来なかったのでオフ(ウィンターリーグ)チェンジアップを習得してから飛躍したそうです。

ピッチャーを現在やっていたり目指している選手は参考にしてみてください。

 

関連記事:

テニス:アングルボレーのコツを検証”(テニスですがやられている方の参考になれば幸いです)

 

Have a wonderful morning