おはようございます、Jayです。

 

 

大谷翔平選手の元通訳である水原さんの罪状認否が連邦裁判所で行われました。

そして銀行詐欺と虚偽の納税申告の2つについて有罪の答弁をしました。

この罪状認否で有罪や無罪などの「答弁する」を英語で言うと

 

「答弁する」“plead”(プリードゥ)

 

例:

“Mr. Mizuhara pleaded guilty to two counts of bank fraud and falsifying a tax return.”

「水原さんは銀行詐欺と虚偽の納税申告の2つについて有罪の答弁をしました(認めました)。」

 

日本の罪状認否は「有罪」(guilty)か「無罪」(not guilty)の2つだけかと思いますが、アメリカには実は3つ目があって“no contest”(不抗争)というのがあります。

ここでは詳細は割愛していつか記事にしたいと思いますが、“争わない”や“肯定も否定もしないけど状況的に有罪と言われてもしかたない”といった答弁です。

 

“plead”は刑事裁判のニュースで必ずと言っていいほど出て来る単語ですが、実は別の意味もあります。

それは何かを必死にお願いする「懇願する・嘆願する」です。

例:

“The teacher told to wrap up the test, but the students pleaded for mor time.”

「先生はテストを終わらせるように言ったけど生徒達は時間の延長を懇願した。」

 

“‘request’や‘ask’と何が違うの?”

“request”や“ask”は「お願いする」といった意味ですが、これらよりも必死さや緊急性が表れています。

 

“plea”という単語を辞書で調べると過去形・過去分詞形に“pled”(プレッドゥ)と書かれているのもあるかもしれません。

“pled”も実際に使われていますが、こちらは罪状認否の「答弁した」の時のみです。

「懇願した・嘆願した」は“pleaded”(プリーディッドゥ)です。

 

↓よろしければ英語の勉強に現地の水原元通訳のニュースをご覧ください

タイトルは“Ippei Mizuhara pleads guilty to ~”と現在形になっていますが、英語の新聞の見出しでは現在形となるのが一般的です。

 

 

 

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