おはようございます、Jayです。

 

 

誰かが逮捕される逃走防止の一環として手錠をはめられますね。

日本は身体の前ですが、アメリカは基本的に身体の後ろに手錠をされます。

この「手錠」を英語で言うと

 

「手錠」“handcuffs”ハンドゥカフス)

 

例:

“Japanese police officers put handcuffs in front of suspects but American officers put behind them.”

「日本の警察官は容疑者の前で手錠をかけますがアメリカは後ろにします。」

 

“cuff”は「袖口・(パンツの)折り返し部分」という意味があり、手首周りを覆うものを指す時などに使います。

袖口のボタンを「カフスボタン」や耳(の端を覆うように)につける宝飾品を「イヤーカフ」と言ったりしますがこれです。

そして“手”(厳密には手首ですが)につけるという事で“handcuffs”です。(輪っかが二つあるので基本的に複数形)

 

水原元通訳が銀行詐欺(大谷選手のフリをして銀行を欺いてお金を盗んだ)連邦裁判所に現れましたね。

その時に足かせ(足枷:手錠の足版)を付けていたそうですが、この「足かせ」を英語で言うと

 

「足かせ」“shackles”シャッカォズ)、“leg cuffs”(レッグ・カフス)、“fetters”フェターズ)

 

例:

“Mizuhara appeared in court in shackles.”

「水原さんは足かせを付けられて裁判所に現れました。」

 

日本では水原容疑者とされていますが、検察官たちの会見で“Mr. Ohtani”や“Mr. Mizuhara”と大谷選手と同等に“Mr.”を付けていたので私も水原元通訳や水原さんとするようにします。(彼の肩を持つとかではなく)

そう言えばトランプ前大統領も昨年同じように裁判所に出頭して手続きしたのにその時に「トランプ容疑者」と報じているメディアを見掛けませんでした。(なぜ?)

 

厳密に言うと“shackles”は「足かせ」だけでなく「手錠」にも当てはまります。

そして「足かせ」限定なのは“leg cuffs”や“fetters”です。

ではなぜ“shackles”が含まれているのか?

もちろん“leg cuffs”でも通じますが、現代の英語では「shackles=足かせ」というのが当たり前になってきているからです。

多くのネイティブ(少なくともアメリカ人)が“shackles”と聞くとまず足かせが思い浮かぶでしょう。

そして“fetters”は古い言い方に感じます。

 

もし法律的に許されるならぜひ日本の警察に参考にしてもらいたいものがあります。

「座らせた時に足を伸ばして(足首辺りで)交差させる」

アメリカの警察24時で観た事あるのですが、複数人への職務質問時などに対応している人以外を座らせてこうさせていました。

みなさんもやってみると分かると思うのですが、これだと立ち上がって走り出すのに少し時間がかかります。

日本の警察関係者の方々、いかがでしょうか?

 

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Have a wonderful morning